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2004.03.21

戦ふ図書館員

 プロフィールにも記載のとおり、筆者は図書館で働いてはいますが、上位組織の方針に基づき通常図書館業務とされる以外の仕事も多く担当しています。この状況は、同じ組織の下に属する他の図書館員の大部分にも共通するものです。
 そのような日常を送っていると、「どの仕事に関しても知識が中途半端なまま、それでも仕事はやってくる」とか、「受入処理すべき図書が山積みなのに、所属組織のイベントの企画・運営やWebの更新作業を先に進めなければならない」とか、はたまた「職場内の人間関係をこれからどうしよう」など、悩みは尽きません。悩みが高じて、
「この職場に就職したのがそもそも間違いだったのではないか?大昔の就職活動時に内定を取っていた自治体に入っていれば、今頃は公共図書館という最も図書館らしさのいっぱいつまった職場で幸せでいられたのではないか?」
とつい最近は考えるまでになっていました。しかし、ふと見つけたBlogを拝見して、自分の考えが実に浅薄だったことを思い知りました。

 そのBlogサイトとは、「図書館員の好きなスポーツ」。たぶん北海道の、おそらくは札幌近郊の都市の公共図書館にお勤めの司書の方(ハンドル:羊鍋さん)の日常が綴られています。最初は正直、2chの書き込み風の文体がちょっと近寄りがたいと感じていたのですが、数々の記事を読むほどに、厳しすぎる現実を愚痴り、理解のない上司を罵倒しながらもそれでも自分のいる図書館という場をより良いものにしたいと日々努力を続ける姿に心を打たれました。実は筆者にとって北海道は中学・高校時代を送った第二の故郷であり、その後数年前にも2年ほど居を構えていたことがあるため、それで親近感を覚えたというのもあります。

 どんなに魅力的な仕事内容の職場であっても、その仕事には必ず何らかのしがらみが存在します。しかししがらみの中にあってなお、お客様にとっても、そして自分にとっても納得のいく結果を出すために、ある種の覚悟をもって試行錯誤しながらも実行することが大事であり、人をうらやんでばかりでは何も解決しないのだと反省しきりです。
 いろいろありますが、明日もがんばろう。

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