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2005.02.20

購入図書リスト(2005.2.13-19)

 最近1週間に購入した図書、マンガのリストです。普通の字だけの本は1冊もありません。

『エロイカより愛をこめて』の創りかた(青池保子著. マガジンハウス, 2005.2)
名作スパイ・アクションマンガの作者が、作品の創作過程やキャラクター誕生の背景、自らの生い立ちなどについて楽しい挿し絵とともにたっぷりと語ってくれているエッセイです。
 コミックスのおまけマンガ等からも感じ取っていましたが、青池さんの極めて男性的、言い換えれば骨太でさばさばとして明快な視点や論理が文章にもにじみ出ています。1980年代末期の冷戦終結後長期にわたり連載を中断するなど悩みながらも、深い愛情と高い技術をこめて作品を仕上げていく創作姿勢に好感が持てました。プロとして当然と言えば当然なんでしょうけれども、本気を投入しているからこそシリアスシーンもお笑いシーンも輝くのでしょうね。

エロイカより愛をこめて 31(プリンセスコミックス)(青池保子著. 秋田書店, 2005.2)
というわけで『創りかた』より1日早く購入、読了したのがこちらの単行本。珍しく番外編ばかり3編収録されています。2番目の話だけ以前に書店で掲載誌を立ち読みしていて、その時はそれほど面白いと思わなかったのに、今回再読したところ大笑いしてしまいました。甘いものが匂いをかぐのも嫌いなほど苦手なエーベルバッハ少佐が上司命令でパティシエ修行をする羽目になってしまい、生物兵器の実験でもするかのような仰々しいいでたちで美味しいケーキを仕上げる描写が実に面白おかしいのです。このおかしさは絵の力によるところが大きいため、こうして文章にしても伝わりにくいでしょう。他2編とあわせて、作者が楽しんで描いているのがわかる1冊です。

女のシゴト道(太田垣晴子著. 文藝春秋, 2004.9)
人気の画文家太田垣さんのちょっと前に出た単行書。この方もとても精力的にお仕事されていて、1年に何冊も新刊が出るので、最近はさすがに全部追いかけきれなくなってきましたが、仕事量が増えても考現学で鍛えられた独自の観察眼やわかりやすく親しみやすい絵柄は健在。質が落ちていないのは偉いと思います。

※以下、タイトルのみ

シュプルのおはなし 3(電撃文庫)(雨宮諒著. メディアワークス, 2005.1)

魔法使いの娘 2(那州雪絵著. 新書館, 2005.1)

 次回はもう少し堅い本も読んでみたいところです。

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