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2006年12月

2006.12.31

ちょっと早いけれど2007年の抱負

 昨日、フセイン元大統領が処刑されたそうです。どのみち死ななくても一生を牢獄で送るしかなかったのだろうけれど、何だか空虚。

 今年は担当する仕事がより責任の重いものに替わり、こんなに責任のある仕事、私なんかに担当させといたら上手くいくものも行かなくなるよ、と思いつつ、周囲の方の力をお借りして何とか働いてきました。これからどんどん責任は軽くなるばかりか重いものになっていきそうです。知恵も経験も無いけれど、最悪の事態だけは避けたい、という気力だけを詰め込んで動いてきた空気袋な人間としては、いまいちパンクしない自信がありませんが、何とか乗り越えられると良いと思っております。

 そんな日々を送ったためか、最近、自分でも性格が荒れてきたと自覚しているところです。そもそも自分には、心身に余裕が無くなると荒れてきて、誰かに言われて初めて気がつくような傾向があります。とりあえず来年は、

  • むやみに暴言を吐かない
  • すぐ投げやりにならない
  • とにかく基礎体力をつける
  • 新しい知識や概念はまず受け入れる

というのを当面の目標にしたいと思います。これらを総合すると「自己コントロールを学べ!」ということでしょうか。難しそうだけれども。また、新しい知識や概念については、根が保守的というか懐の狭い人間なので、つい余裕の無い時は突っぱねてしまいがちなのですが、そうではいけないので、何でもまずは一旦受け入れてみてから、理解する努力だけはするようにしたいと考えています。努力した上の判断であれば、理解できなくても拒否という結論に達してもしょーがねーや、という感じです。
 ところで専門用語ばりばりの硬い論文や文章というのはどうも昔から苦手なのですよ。たいていの場合、新知識や概念というのはそういう文章を読まないと学ぶことができないのだけど、一応数はこなしているつもりなのに、どうしてもすんなりと頭に入ってきてくれず、何度も何度も読み返し、時には居眠りをしてしまいます。どうしたらもっとすっきりと一発で頭にインプットして整理することができるのでしょうね……。

 ちなみに「暴言を吐かない」というのはあくまで実生活の上での話です。こちらや趣味の別館の方ではまた暴言や世迷い言が出るかも知れませんが、引き続きよろしくお願いいたします。ではでは、皆様良いお年を。

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2006.12.29

図書館2題

 先日ここでチェックが終わっていない!と大騒ぎした某イベントのカタログは、一昨日の夜、無事チェックすることができました。まずは一安心。仕事納めも過ぎて今日から年末休みですが、また6日後にはいつものように働いているかと思うと、あまり感慨も湧かないと言うものです。

 さて、最近なかなか図書館ネタを拾えていませんが、本日12月29日の朝日新聞に図書館関係の記事が2つほど出ていました。

 1つは「天声人語」。浜松市のイトーヨーカドー浜松駅前店の「子ども図書館」(130㎡、蔵書約10,000冊)が、店舗が年明けに閉店になることに伴い、閉館の危機に見舞われたが、地域の署名活動により別の店舗に移転して存続することになった、という話。開館19年にもなるので、「親子2代で親しんできた」(記事より)方もいるそうです。子供の頃なじみの図書館というものを持っていなかった(田舎だったので……)自分に取っては、純粋に羨ましい話であります。

 もう1つは同じ朝日の国際面(9面)の「お寒い文化行政」と題された「特派員メモ」。モスクワ在住の劇作家が、作曲家ショスタコービッチと亡父との間で交わされた書簡や指示つき楽譜、演奏テープなどを大量に所蔵しているが、保管先の部屋の家賃の負担が難しくなってきたため、モスクワの公文書館に寄贈しようと考えた。ところがロシアはエルミタージュ美術館で盗難事件は起きるわ、国立音楽博物館は料金滞納で電話が通じなくなっているわで不安に。更に、
「予算難で老朽化した文化施設は火事や水漏れの恐れもあり、文書館勤めの友人ですら寄贈を勧めなかったという。」(本文より)
ということで、困り果てる持ち主。さて資料の行方は?という内容でした。
 国や自治体が確実に資料を保存してくれる保障が失われてきているのは、ロシアに限った話ではなくて、多分今の政治のまま進むと日本もそうなるんだろうな、という気がします。同時に、日本のそういう体制を煽る尻馬に乗った朝日新聞に言われたくねーな、とも考えてしまいますけれど。

 今こそ、国の省庁や自治体の枠に縛られず、そういう文化を守る人的ネットワーク作りが必要なのだろうと思います。当たり前に享受していたものがそうではなくなる日も遠からずやってくるのだと、どれだけ多くの人が理解してくれるでしょうか。
 最初のヨーカドー子ども図書館の記事に戻りますが、1つ気になったのは、この館は、いくら地元が声を上げようが、ヨーカドーの経営状態次第でどうにでもなってしまう、ということです。継続的に文化の質を保ち続けるにはお金が不可欠なのだけど、今や国も自治体もそっちにかけるお金がない、という間違ったことになっています。財団法人やNPOが文化施設の経営を預かって、利用者が年会費なり募金なりで支えていけば良いのかも知れないけれど、それって言ってみればNHKの受信料みたいなもので、かなり収入源が不確実。うーん、どうしたら良いのやら。ということで、妙案の出ないままひとまずこの記事は終わりです。

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2006.12.27

時間泥棒の謎。

 勤務先はもうすぐ仕事納め。年内にやっとかないといけないこと、例えば電子ジャーナルのリンクポータルへの登録処理などはあるけれど、特に普段と比べて死ぬほど忙しいわけでもありません。なのに、気づくと職場を出られるのが19時を過ぎています。車を運転して帰宅して、それから晩ごはんの支度をします。恥ずかしい話ですがいつでも手作りの晩ごはんを用意できるわけではありません。そんなに料理が得意ではない方なので、大抵の場合は一部または全部(笑)の手順を省略します。
 で、晩ごはんを食べ終わって片づけたり食後のお茶をいただいたりしているうちに、気づけばもうすぐ22時とか、そういう時間になっているのでした。いったい何をどうしたら、使える時間がこんなにもたくさん盗まれて、短くなってしまうのでしょう?

 何故にこれほど焦っているのかと言えば、まだ、冬の某イベントの買い物用のカタログチェックが終わっていないからです。だって、そりゃ、レギュラーで巡回するサークルは限られておりますが、他のサークルに掘り出し物があるかどうかぐらいはチェックしたいじゃないですか。それがチェックできないのでちょっとフラストレーション気味です。
 しかし、ちょっと待って下さい。イベントのカタログが届いたのは12月上旬のことです。それから半月何をやっていたかと言うと、はい、土日のうち1日は、職場関係の某NPO(ナニガシばっかりだわ)の会合に出かけてました。別の1日は、お葬式に参列していました。残りの土日5日間は観劇か、観劇疲れでへばってるかのどちらかでした。
 ……つまり、半分以上は自業自得と、基礎体力の欠如に起因するという結論に達したわけで(^_^;)。明日こそはとろとろしてないで時間内にしっかり仕事を終わらせて、晩ごはんも早めに済ませて、カタログチェック時間を作るぞ!基礎体力はあと4日ではどうしようもないので、来年考えます(ダメ?)。

 え?年賀状ですか?まだ1枚も書いていませんが何か?だってプリンタも不調だしね、ここ数年絵師を引き受けてくれている連れ合いも体調不良だし……ごにょごにょ。

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2006.12.21

訃報続き

 昨日今日は語る人が多いと思うんですが、それでも。
 午後、青島幸男さんの訃報にまず驚き、続けて岸田今日子さんの訃報を知りもっと驚きました。でも最も衝撃だったのはカンニング中島さんの訃報です。
 自分のこれまでの人生で馴染んできたのは青島さんが作詞したクレイジーキャッツの歌であり、岸田さん演じるところのムーミンの声であったわけで、決してカンニングのキレる竹山とオサえる中島(あえて敬称略)ではなかった筈なんですが。別にカンニングファンでもないし、竹山のキレ芸もむしろ好きではないのだけど、それでも竹山は相方の帰りを待っていたんだろうな、と思うとせつないものを感じます。しかも35歳って自分より若い。若い人が亡くなるのは余計に辛いです。つい最近身近な友人の父親が急な病で亡くなったりしたので、今余計に人の死に敏感なのかも知れません。

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2006.12.15

図書館と喫茶店は兄弟だった。

 12月13日のニュース。
 「都電」図書館 姿消す 老朽化と利用者の減少で 越谷 「時代の波…少しさびしい」(WEB埼玉(埼玉新聞))
 埼玉県越谷市南越谷3丁目の「南団地こども図書館」。どこかで見たことがあったぞ、と思って手持ちの資料を確認したら、やはり載っていました、『都電が走った街今昔』(JTBキャンブックス)の巻末に。都電8000形8125の転用だったそうです。この本を買った当時、電車の図書館っていいな、子供たち、うらやましいな、と思った記憶があります。寂しいけれど、今はきちんとした建物の図書館も出来て久しいようですし、車両も老朽化してしまったということで、やむを得ない流れなのでしょう、きっと。

 元記事に「(都電8000形の)車両が現存していたのは珍しかったという」とあったので、では他に現存している、8125の兄弟にあたる8000形は?と思い、同じ本のページを見ると、唯一8053が喫茶店として千葉県八千代市に保存されているという記載がありましたが、店の名前の後ろに「跡」と書いてあったのに不安を覚え、「都電 8053」のキーワードでGoogle検索。
 大丈夫、ちゃんと現存していました。何度か経営者は替わったようですが、現在は“TRAIN CAFE”として営業中のようです(参考:1)TRA in CAFE 都電8053号、2)naomi's room)。お店のブログもあります(TRAIN CAFE)。図らずも8000形の兄弟達の最後の生き残りとなってしまったわけですが、これからも電車のお店にお客がやってくる限り、そして車体の保つうちは細く長く続けてほしいと思います。一度行って、ここでコーヒーを飲んでみたいなあ。

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2006.12.13

モラルの話

 本日あちこちで話題沸騰のニュース。

 図書館の本、傷だらけ…「切り抜き」「線引き」横行 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これ自体は昔からある問題だし、モラルの低い人の存在も今に始まったことではないです。しかしこの記事に出てくるモラルのかけらもない若い女性の話を読むと、昔はごく普通に家庭と社会で生活しているだけで自然に身についていたものが、意識して身につけよう(つかせよう)としなければつかないような生活習慣になってしまったんだなあ、とつくづく感じ入っております。
 このニュースを見てふと思い出したのですが、10年以上も昔の一時期、PC-9801版の「プリンセスメーカー2」(略称:プリメ)にのめり込んだ時期がありました。プレイしたことのある方はご存じと思いますが、このゲームは養女に習い事やアルバイトを通じて、プリンセスとして嫁がせるのに相応しい「気品」「色気」「知能」「芸術」「体力」「モラル」などの各種能力ポイントを身につけさせなければなりません。このうち「色気」「知能」「芸術」「体力」は比較的容易に身につくのですが、残りの2つ「気品」と「モラル」をアップするのには苦心しました。特にモラルは、教会でのわずかな給金のアルバイト(ほぼボランティアに近い)や、授業料の高い神学の勉強を重ねる以外にほとんど習得手段がなく、しかもモラルを高めすぎるとプリンセスどころかシスターになってしまったりするので、ああでもないこうでもないと試行錯誤した覚えがあります。

 本当は、現代社会で自分以外の人間やその他の生き物と共存するためのモラルについても、「プリメ」のように信仰を通じて学べれば良いのかも知れません。でも現実に生きる人々のモラルは、神仏に仕える道を選んだ聖職者達を除いては、社会の中で人との関わりを持って揉まれる中で、何が良くて何が良くないかを知る機会を得ることにより育てられるのだと思います。
 そう言えば「プリメ」でも、直接のモラルポイント獲得に結びつきこそしませんが、ライバル達との切磋琢磨や武者修行でのお尋ね者との渡り合い、妖精達との交流などが欠かせないエピソードとなっていました。あのエピソードは、人との関わりというのは実に面倒なものだけど、逃げずに向き合いましょう、というメッセージだったに違いない、というのはうがち過ぎでしょうか?そうそう、反抗的になりかけた「娘」に対しては、バカンスなどで時間をかけた親子の交流と適度な説教も有効でしたね。
 ところでうちのプリメの「娘」はプリンセスには何度かなりましたが、とうとう「女王」にはならずじまいでした。どうやらモラルはともかく、気品がかなり不足していたようです……。

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2006.12.11

さようなら、図書館猫

 この子のことについて先週からずっと書きたくていたのだけど、例の53時間ココログメンテナンスのおかげで書くタイミングを失ってしまっていました。くそーくそー。

 図書館に関する調査・研究のページ “Current Awareness Portal” - E574 (No.96) - 図書館ネコ「デューイ」,その生涯を終える(米国)(カレントアウェアネス -E(E574))
 米国:返却ポストから拾われ九死に一生、図書館のアイドル猫が19年目の安楽死-南北アメリカ:MSN毎日インタラクティブ(MSN毎日インタラクティブ)

 折角機能強化に気合いを入れていたのに、重大なエラーが見つかって、全部メンテナンス前の状態にロールバックせざるを得なかったココログのシステム担当の方はいっそ一からサーバを全部構築し直したいと思っているに違いありません。でもこれだけユーザも増えると難しいでしょうね……。

 図書館猫さんの話に戻すと、幼い頃に返却ポストに捨てられていたという彼、Dewey Readmore Books。きっと本の神さまが居るとすれば、その神さまが遣わした子だったのではないかと思います。だってこんなにも図書館の書架や端末に溶け込んでいたのだもの。
 それにしても、何故図書館員には世界的に猫好きが多いのでしょう。もちろん犬好きさんだって、動物アウトな人だっているでしょうけれど、どうも猫好きさんの存在率は高いようです。前も取り上げたかも知れませんが、Library Cats Mapのページなんて見ているとつくづくそう思います。ちなみにDeweyの紹介ページはこちらです。

 Dewey、天のお父様のところで幸せにね。

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バイオセラピー学科

 土曜日はとあるセミナーを聴講するために、早朝から経堂の東京農大まで出向きました。
 セミナーの内容は、農大に今年から新しくできた標記の学科の教育・研究内容に関するもの。実のところ、自分の今の業務とは直結しないテーマであったため、あまり期待していなかったのですが、これが意外に面白い内容でした。

 今回セミナーのテーマとなった新設学科で教育、研究されるのは、人間と生物(動植物)が共生していくための学問だそうです。研究テーマには例えば、野生動植物の保護、都市生活や教育、福祉の場において効果的な緑化計画、植物・動物介在療法など、現代社会と密着した内容が挙げられています。恐らくは研究室毎に作成したものを寄せ集めたと思われるプレゼンテーションは、様式が綺麗には揃っていなかったりもするのですが、いずれも研究室のこだわり、意気込みが伝わってくるものでした。
 どこの大学でも、受験生の減少に伴い学生の獲得競争は激しくなっており、今回の学科新設もそうした状況に対する一策だとは思います。上記の研究テーマは農学の中では比較的新しい内容であり、従って主流ではない(むしろ隙間的な内容)のだけれど、今後社会の中で確実に必要とされていくであろうテーマばかりです。

 一つ心配なのは、こういう分野ってなかなか形になった研究成果が出にくいのですよね。特に「癒し効果」とか「ストレス解消効果」というのはなかなか数値では表現しづらいですし。
 大学の役割と言うのは、人材を単に育成するだけでなく、そうした人材にいかに学際的な知識をもたらすかということだと常々考えています。とかく農学という分野は「実学」であるだけに、数学や物理学、哲学などと比べて「学術」じゃなくて「技術」だとか貶められがちなのですが、実社会と密接に関わることで多面的に展開できるという利点も大いに有していると思います。生意気な言い方ですが、今後まずは学生の就職面で良い成果を挙げ、社会に人脈網を広げることで、より戦略的に研究を展開して行かれることを願っております。

 ちなみに、この学科の第1期生のうち、女子は何と7割を占めるそうで……。何となく図書館情報学系の学科を彷彿とさせるものがあります。もっとも、図書館情報学系が、現代社会において隙間的であっても良いから本当に必要とされているのかどうか、昨今の情勢を見るにかなり疑問ではありますけれど。

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2006.12.05

ココログメンテナンス(12/5-12/7)

 そういえば本日10時からココログの長期メンテナンスだそうです。
 お知らせココログ: 12/5 ココログベーシック/プラス/プロのメンテナンスのお知らせ
 12/7の15時までかかるそうです。トラバ・コメント機能もストップするらしく。
 長時間かかるだけあって、機能が結構増えるようなので期待しているところです。

 ……普段ろくに書いてもいないのに、こういう時は書かなきゃ、と思うのはどうしてでしょう。

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2006.12.02

火消しの花

 「Webやぎの目」のやぎポエム経由で、火消しフラワーという商品がまだ売っていたことを知りました。天ぷら油が発火した時に天ぷら鍋に突っ込んで消火するアレです。
 自分が小学生の頃からある商品ですが、昔はもっと造花造花した、原色のバラとかチューリップとか、そういう花をかたどっていたように思います。いつの間にこんな白いカラーという上品な花になったんだろう?
 しかもサイトの写真を見ると、今や花瓶にすら挿してもらえていないのですね、火消し花。まあ、主に台所という場所で使われることを考えると、この場所で待機させておくのが正解だと思います。花瓶に挿しておいて火が出た時あわてて花瓶をひっくり返すという二重災害も防げますし。

 火消し花、気になったけれど別に欲しいわけではありません。そもそも天ぷら自体年2、3回手作りすれば良い方ですし。買うより作った方が美味しいのは存じておりますが、私的には手間をいとわない心と、時間の余裕がないと作れない種類の料理です、天ぷら。
 一度だけ、中華の炒め物調理中、火力を上げすぎて換気扇のフードカバーに引火し、肝を冷やしたことはありますが、ああいう場合も火消し花は有効なんでしょうか。「油の界面に膜を作り、空気を遮断することで消火します」(商品説明より)ということは、油を張っているわけではない炒め物には効かないような気がするんですが。

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