« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月

2007.05.26

ブログを書くことについての逡巡

 最近、自分がRSSで巡回購読していたり、購読していないまでも拾い読みしていたブログが相次いで更新中断や更新終了になっています。いや、RSSを吐いてるブログだけが巡回対象なわけではありませんが。
 更新を「中断」されているブログは、事情があって暫定的にその状態になってしまっているだけだと思うので、読者としては再開を待たせていただくのみなのですが、問題は更新終了になってしまったブログです。自分なんかより遥かに頭が良さそうで、社会問題もきちんと語れて、大人の文章を載せているのに、何で止めないといけないの?って理不尽さを嘆いてしまいます。
 多分、「頭が良く」「社会にきちんと目を向けて」「自分の言葉で語れて人に伝えられる」からこそ、所謂ネット厨とか、ネットの上ではどこまでも過激になれる人とかが遠慮会釈無くがしがし攻め込んで来ちゃったんだろうと想像します。そして、そういう方達に真摯に向き合おうとして徐々に疲れて、「何も自分が書かなくても」とモチベーションが下がってしまったのかな?と思うのです。もっと書き手の側にスルー力さえあれば……ってつい考えてしまうのだけど、一旦獲物に食らいついた人達って、恐らくスルーすることすら許してくれず執拗に食い付き続けるのでしょうね。こんな時自分には、人間ってどうしようもないなあ、と傍観者になってうそぶくぐらいしか芸がないのが侘びしいことです。

 でも確かに、物を書くことに対してモチベーション(ただいまお腹が空いているのでこの単語を書くと即座に『餅米醤』という文字を連想。あわゎ(^_^;))が下がる時っていうのはあります。今の筆者自身がまさにそうです。趣味のことならいくらでも書けますが、本職に最も密接している図書館の話については、
「自分など足元にも及ばない語り手の方がたくさんいるから、あえて自分がブログで語ることもない。取りあえずソーシャルブックマークだけしておこう」
「本業関係では色々重たい話しか聞こえてこないから、家でまで思い出したくない」
「異業種の図書館の話は実戦経験がないから余り大きい顔をして語れないし」
「大学図書館(特に国立)はどんどん先進的になっていって予算も付いて職員は図書館の実戦経験もいっぱい積めて、それに引き替えうちの業種なんて若手は入ってこないし節約とか削れとかケチ付けられるだけだし」
という感じで最近スルーしがちになっています。最後のはちょっとひがみ根性入ってるかも知れませんが(笑)。

 何か、図書館関係で心が沸き立って気持ちが明るくなって思わずブログを更新したくなるようなニュースは無いものかと思います。ネット用語で言うと“wktk”(ワクテカ)な話題。そういうのがあると少しはモチベーションが上がるというものですが、と言うと他力本願し過ぎでしょうか?
 ちなみに、最近(でもないけれど)「矢祭もったいない図書館」関係の話題は少し気持ちを明るくしてくれました。ただ、あれはあくまでやむを得ない状況から生まれた打開策なので、どこもかしこも一方的に真似っこしない方が賢明とは思いますけれど。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.05.19

自己収書方針を考えてみた

 最近別館の方が更新がマメになってきています。ここ1ヶ月程ひどいじんましんに悩まされていて、皮膚科で飲み薬をもらって飲んでおり、副作用で夜かなり眠かったのも一因かも知れません。もらった薬を2週間分飲み終えたので昨日今日と薬をもらいに行かず様子を見ているのですが、何だかかゆみが倍増してきているようです。というか、今キーボードを叩いている指もかゆくて仕方がないんですけれど……。

 さて、ちょっと前のMyrmecoleonさんのブログの記事を読んでいて、本筋とは全く関係ないところで自分の本との付き合い方、つまり収書方針についてふと振り返ってみました。こういう付き合い方をすると本がたまりまくるという悪い事例です。

1.コミックス

《基本方針》

  • 長編物は基本的に余程はまった、ツボに響くタイトルで無ければ購入自粛。
    (例:『ヒカルの碁』はあるが『ONE PIECE』はキャラクターブックのみ、等)
  • 短編物も同様。ただし敷居が少し低くなる。
  • 文庫化された頃になってもなおツボに響くタイトルは購入。
  • 新書、文庫の別を問わず、重版の見込みが低そうな物は直ちに購入。ただし長編物は再度お財布、スペース、ツボへの響き具合と相談。

《問題点》

  • 一時期はまったが飽きたもしくは挫折したタイトルの取り扱い。全巻揃いでないためブックオフにも売り飛ばせない。

《課題》

  • 昔勢いで買いまくった愛蔵版コミックスの取り扱い。造本も良くサイズも大きくて見やすいのだけど、自宅のスペースを食うわ、実家に残した分は邪魔にされるわで良いことが無い。

2.ノンフィクション・専門書

《基本方針》

  • 読みたい本はその場で買う。

《問題点》

  • その割にすぐに読まず「積ん読」または中断状態にする。

《課題》

  • 早く読め。

3.小説

《基本方針》

  • 読みたい本は文庫化を待ってから買う。

《問題点》

  • 比較的購入割合が低いため問題点は少ない。

《課題》

  • 厳選されている故に捨てづらい。しかし元々さほどスペースは取っていない。

4.エッセイ

《基本方針》

  • 3に同じ。

《問題点》

  • 特定著者(例:ナンシー関さん)の文庫増えすぎ。でも故人の著書なんて捨てられない。

《課題》

  • 3に同じ。

5.雑誌・同人誌

《基本方針》

  • 読みたい雑誌は買う。
  • 演劇雑誌は贔屓の役者、あるいは注目作品の記事が掲載されていたら何を置いても買う。
  • コミック誌、資料性の低い雑誌はたまったら古紙回収に出す。
  • 資料性が高い雑誌は時間が経ったら冊子保存/切り抜き保存/古紙回収をランク付けして処理する。

《問題点》

  • ここ1年程で演劇雑誌が急激に増殖している。
  • 特集記事の資料性が高くかつ切り抜きしづらい雑誌(例:『東京人』)は捨てづらい。
  • 『図書館雑誌』が薄くてがさばらないので放置して気づいたら増殖。
  • 同人誌は造本が綺麗なものが多いので心情的に捨てづらい。

《課題》

  • 『図書館雑誌』は職場関係や近所の図書館でも閲覧できるので、余程保存したい号を除いては処分する。ただし、本来家族2名分送付される所を日図協に申し出て1名分にしてもらっているので(もう1名分は『現代の図書館』を送付)、処分時は家族に要相談。
  • 演劇雑誌の処理ランク付けおよび適切な処理。
  • 捨てづらい雑誌の処理ランク付けおよび適切な処理。
  • 「切り抜き保存」ランク雑誌の切り抜きはさぼらずやる。

6.演劇公演パンフ類

《基本方針》

  • 基本的には1作品1冊購入、の筈だが…。

《問題点》

  • ここ1年程で尋常でない増殖っぷり。
  • 別館ブログの資料用としてつい積極購入しがちである。
  • 1作品が2、3ヶ月連続で上演される場合、公演前半は稽古写真、後半は初日後の舞台写真が掲載されるため、勢いパンフを前半後半の計2冊購入することになる。特に贔屓役者の出演作の場合は顕著。

《課題》

  • 例えば購入パンフは1冊にして、残りの情報は雑誌や劇場チラシで補う等の対策が必要か。

7.検証

  • 雑誌以外に廃棄方針が無い。『積ん読』状態の図書の処理方針が必要か。
  • 特に演劇雑誌、パンフについては急激な増殖により、我が家の書架の上に行き場無く置いてあるクマの木彫り(笑)がずり落ちかけている。早急な課題の実施が求められる。
  • 「切り抜き保存」を決めたまま放置してある雑誌が存在。ここ2、3年読み返していない物は処分等も検討か。

8.まとめ

  • むしろ自分の場合、「買い直しの利く/近所の図書館で読める/めったに読み返さない本は消耗品である」ことの自己徹底が必要か。
  • とにかく足の踏み場が無いのだから、いいから整理しなさい!

以上。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.04

Webcat Plusで遊んでみる

 NIIのWebcat Plusの連想検索は、凄いらしい。と常々聞いています。新聞記事等の文章を検索枠に貼り付けて連想検索にかけると、その文章に関連する図書の書誌レコードをずるずると連想的に引っ張ってきてくれるという評判です。
 そこでふと、「2chとかのカオスな言語世界をWebcat Plusの検索にかけたらどうなるだろう?」と思い立ち、早速やってみました。
 まずはまっとうなところで、最近はてブで人気を呼んでいる「痛いニュース(ノ∀`):インドで「柿ピー」が大ブームの兆し」の元ネタ「インドで柿ピーが大ブーム? 国際親善 - goo 自動車&バイク」の本文を貼り付けたところ、トップに出てきたのはこんな本でした。
Webcat_plus_01

 1件目にカレーライスの本が出てきました。……柿ピーどこ?と思ったら、9件目にようやく柿の本が出てきてますが、多分柿ピーとは関係ないかと思われます。
 ただ、3件目に、
 スズキのインド戦略 : 「日本式経営」でトップに立った奇跡のビジネス戦略
が出てきていて、元記事はインドにあるスズキの子会社の話なので、これは使えるかも、と思いました。

 本題に戻り、今度は本格的にカオスな言語世界を貼り付けてみることにします。上記痛いニュースの85に引用されていた辛党のボスとハバネロのコピペです。結果はこんな感じ。
Webcat_plus_02

 がぜん胡散臭くなりました。特に中谷彰宏の著書が3冊もあるのが何とも。ハーレクインが2冊ヒットしてきてるのが笑えます。確かにハバネロに燃えまくるボスの姿がハーレクインぽく見えないこともありません。

 もしかするとWebcat Plusは、このボスに贈るべき本は、
 はっきり言うこんな幹部は辞めてくれ!
であり、取引先のお兄さんに贈るべき本は、こんなボスとのお付き合い生活とおさらばするための、
 株のいろは
であるということを示唆しているのでしょうか(^_^;)。

 さらにしつこく。 コピペの名作と呼ばれている「吉野家コピペ」を貼り付けてみました。結果は以下のとおりです。

Webcat_plus_03

 リストには、
 吉野家の経済学
や、
 吉野家
など、いかにも吉野家という組織を学ぶための基礎資料となりそうな本が並んでいます。
 一見このリストは真っ当かと思いきや、家族連れに「150円やるからその席空けろ」とかいう輩に対する返答とも取れる、
 お前のワガママだけ聞いてやる
なんていうのがあったりします(内容詳細を見たらBLでした……しくしく)。
 しかし、一番心に響いたのは、
 わかったようでわからない日本語 : そうか!!言われてみれば納得。
という1冊です。そうか、2ch等の日本語って、そういう日本語だったのか、と納得。
 というわけで、Webcat Plusの連想検索って意外と奥深い示唆に富んでいたということが判明しました。つらつらとネタを探って思索の世界に遊ぶには良いツールかと思います。そして、せっかくの連休にこんなものを試して遊んでいる自分を見つめ直すにも。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »