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2008.03.18

ブログをハンドルで書く理由

 以下は、実名で活動してたほうがプライバシーは制御しやすいのかも。 - 図書館情報学を学ぶ」の記事を読んで思ったことです。

 かねてからARG編集長の岡本様も主張されているとおり、インターネットで言論活動を行うに当たって研究者が実名を出すことは、豊かな人脈を築く契機になる等の面でプラス要素が大きいと常々考えております。
 しかし、実名を出したくても出せない場合というのがあります。そもそも普通の図書館員の場合は、固有の名前を有した一個の職業人である以前に役人であるとか、企業や団体の社員・職員であるとかいう場合が多い訳で。その辺に関しては以前拙ブログの「図書館員の能力・業績とホームページについて」で考察しました。

 残念なことに、日本においては一個人の発言を、その人物が属する組織と切り離すことはそう容易ではありません。
 筆者の場合、ずるいかも知れませんが、個人として語る場を保つために実名をここでは伏せ、ハンドルで書くことにしています。まあ、現実に面識がある人が読んだらバレバレなようですけれど。
 とは言っても、どうしても自身の思考回路は、十数年間組織の人間として生きてきた過程においてじっくり醸成されたものですので、ブログにおける自分がまるっきり虚構の存在というわけにはいかないでしょう。また逆に、自分の文体というのは今ひとつ格調高さに欠けていますので、この格調のない文章=自分として見られたくないという気持ちがどこかにあるのだと思います。

 何だかんだ書きましたが、結局の所実名を出したくないのは、以前、絶対検索エンジンなんか使わないだろう、と高をくくっていた実家の家族に実名を検索されて、それなりにお金と時間をかけていた趣味活動の記録がバレたことがあるというのが一番大きい原因だったりするのでした。まさに「図書館情報学を学ぶ」の記事の「ネットの活動と実生活の活動が乖離している」ケースに該当します。所詮人間なんてそんな小さいものです。

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