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2008年8月

2008.08.31

8月後半活動報告(またはささやかな国際交流)

 そういえば8/13以降こちらのブログを更新してませんでした。
 別に夏休みを取ってたとかそういうわけではありません。平日がめちゃめちゃ忙しかったのと、8/16-17(貴重な土日)に舞台を観るために名古屋遠征していたのと、その辺りが主な原因です。

 8/23-26までは、とある図書館関係の国際会議のスタッフとして本厚木という所にある某大学まで出かけていました。
 と申しましても、専ら裏方として動いていたので、セッションとかはあまり聴けていません。また、聴きたいと思っていたセッションの時間を勘違いしていて、折角時間を作ったのに聴き損ねるという悲劇もありました。
 結局聴けたのは、基調講演2つのうちの1つと、唯一の日本語セッションだったJPLA/JMLAコンソーシアムとPULCの発表と、あと、職場関係の先輩が発表した1セッションぐらいだったでしょうか。その辺の発表の客層はほぼ日本人オンリーだったので、日本人発表者(特に知り合い)が質疑応答で外国人に質問された時、いかに英語で回答するか?というスリリングな場面を目の当たりにできなかったのが、返す返すも残念です。ちなみに英語セッションで、100%日本人で埋められた会場で発表していたとある先輩は、質疑応答では「日本語でOK」としてその場で日本語での質疑応答に切り替えられていました。

 正式な会議参加者ではなくスタッフ参加なので当たり前ですが、ほとんどの時間はラウンジコーナーでのペットボトル入りドリンク(料金無料)の給仕を志願して担当していました。ラウンジ担当を選んだ理由は、単語数珠繋ぎでしか英会話ができなくても何とかなりそうだったから(^_^;)。実際、1回だけ相手の言葉(どうも英単語ではなかったような気がします)が聴き取れなかったのを除いては、単語と身振り手振りの応酬で押し切ることができました。
 問題は、別の所で発生しました。ドリンクは緑茶(ノーマルタイプと濃いタイプ)、オレンジエード、ミネラルウォーターの4種類を用意していたのですが、需要と供給の目測を誤り、3日目にオレンジエードとミネラルウォーターが専ら売れてしまい、在庫がほとんどなくなるという事態が起きたのです。そしてだぶつく緑茶の在庫。

 外国人は、日本人と違って1日に何本も無糖の苦い(渋い)緑茶を飲むことはしないのだ、と身体で思い知りました(笑)。ついでに言えば、ミネラルウォーター文化は発達してますが、日本のように水と同じように冷たいお茶を持ち歩いてがぶ飲みする、という文化はないのだということも。
 仮に中国茶やほうじ茶のボトルが在庫に加わっていれば、また違う結果が出たのかも知れません。
 また、大学施設の悲しさで、飲用水が講義棟では供給できないという理由から、お湯ポットや給茶機を持ち込めず、コーヒーなどのホットドリンクをサービスできなかったというのも大きかったと思います。考えてみたら、各種の会議では、

 出席者が脳をたくさん使う→糖分補給を要する→砂糖入りコーヒーや紅茶で補給する

というのが常套手段なわけで、それができないとなると、オレンジエードでの糖分補給に走るというのは当然の流れでしょう。会議は水曜日までで、私は火曜日までの担当でしたが、最終日用としてはやや多めのジュース類とミネラルウォーターが発注されたということなので、恐らく最終日は皆さんの需要を満たすことができたものと思われます。
 ちなみに、もちろんお茶請け用のお菓子も用意されてはいましたが、経費を安く上げるためかナッツやお煎餅系が多く、甘味系の在庫がやや少なめとなっておりました。
 主催団体の赤貧ぶりはつとに耳にしているので、自分の担当する最後の日にポケットマネーで幾ばくかの甘味系を購って補給してきましたが、あれで糖分補給の助けになったかは分かりません。

 と言うわけで、昨日今日が久々の純粋な休日となりました。昨日は連れ合いや友人達に付き合ってキャラホビなるイベントに行ったりしてましたが(『付き合い』と言いつつ意外と楽しめてたりします)、今日は1日フリー。家事もたまってはいるんですが、身体が今ひとつ積極的に動いてくれません。だらだら。
 夏休みは……まだ取れていません。日程を繰り合わせた結果、9月下旬に取ることになりそうです。あと1ヶ月。その辺りに何も緊急事態が起こらないことを願うばかりです。

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2008.08.12

マイクロフィルムが脚光を浴びた日

 毎日新聞が英文サイトにいけない記事を載せていた問題について、新聞社が内部調査結果として発表した時期より更に2年も遡る時期、しかも紙媒体にそういう記事を載せていたことが判明した、という2chの暴露スレに言及した以下の記事を読んで小躍りしました。

 図書館と一般人が新聞社の脅威になった日 - 図書館情報学を学ぶ

 何故小躍りしたかは後述するとしまして、この件に関するはてブのエントリに、
「そんなことは誰でも知ってる」
「小学校でも教わる」
という反応がいくつかあったのが、コメントされた方には大変失礼ながら結構意外でした。いや、マジレスしますと、流石に小学校では教わらなかったですね(^_^;)。子供の頃図書館に縁が薄いまま司書を志してしまった者としては、そういうことを教えてくれる小学校に行きたかったです(ちょっとコンプレックス)。いや、もしかして最近まで小学生だった人は意外と調べ学習のからみで教わっているのかも知れませんが。当方、小学校を卒業してから20数年は経過してます。世間的には若い世代を「このゆとりがぁ!」とののしりがちですが、もし教わってるとしたら、その意味では若い人が羨ましいです。そんなに図書館のネタが授業に出てくるなんて。

 確かに図書館を調査研究目的で使う人、また、過去の記事の調査にマイクロフィルムやマイクロフィッシュを使う人はたくさんいると思います。でなきゃ平日に国立国会図書館に入館して、あんなに混み合っているわけがないでしょう。
 とは言え、「全国新聞総合目録データベース」のページってそんなメジャーだったかしら、ほー、と、意外な需要の存在に感心させられてしまっています。現在自分は図書館所属ではありませんが、比較的図書館に近い世界にいると、自分達にとってはこのページの存在を知っていて当たり前だけど、世間ではこのページがマイナーな存在に違いない、と思ってしまいがちなので。
 というか、このページ。とある知ってる新聞所蔵機関の詳細情報が、何年も前の古い情報のままなんですが。しかも伝え聞く所によれば、その機関から内容更新依頼を出しても修正されないらしいのだけど。今回の件で意外と潜在的に使われてるページだということが分かったことですし、是非国会さんには何とかしてもらいたい所です。

 で、何故今回の2ch暴露の件を知って小躍りしたかと言いますと、個人的に、
「マイクロフィルムで新聞が保存されてることなんか、図書館関係者じゃなくても誰でも知ってるよ」
といくら言われたとしても、マイクロフィルムという一般的には超地味な媒体が、こうして立派な調査ツールとして日の目を見たのが大変に嬉しかったからです。何せ保存方法さえ間違えなければマイクロフィルムやマイクロフィッシュって紙に次いで頼りになる保存媒体だと思いますので。
 ちなみに、学校の授業で、自分の持ってきた好きな本でマイクロフィッシュを焼いてもらう経験をした人は、司書課程の人であっても少ないのではないでしょうか。この点だけは、ざまみろ、ディープな司書課程以外の卒業生、って感じですね。まあ、写真関係の学部や学校の人も焼いてる(しかも機械の操作も自分でやってる)かも知れませんし、この辺をあまり威張るのは考え物だと思います。

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2008.08.09

コミケット緊急告知

 コミックマーケット74が開催されるまで残り1週間のカウントダウンが始まった8月8日付けで、コミックマーケット準備会共同代表名義で「コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ」の告知がコミックマーケット公式サイトに掲載されていました。

 内容は、

 【緊急告知その1】参加者の手荷物確認等のお願い
 【緊急告知その2】開催期間中の一部エスカレータ運用停止のお知らせ

ということで、その2については先日のエスカレータ逆走事故もあったので予想がついていましたが、その1については、とうとうコミケもここまでやらなくてはいけなくなったのか、と慄然としています。手荷物点検によって入場制限解除時刻がずれこむ可能性もあり、スタッフ数も限られた中、準備会としても苦渋の決断であることと思います。
 サークル参加者、一般参加者の別を問わず、ネットはまめに巡回しない、もしくは縁のない人もいるだろうし、全サークルに個別通知する時間もないでしょうから、会場に来て初めて知る、という人も多そうです。ただ、企業や公的機関の主催するイベントと異なり、参加者はある程度エゴの許される「お客様」ではなく、イベントを成立させる一員である以上、滞りなくイベントを進行させるために協力する気持ちを有することが大事であると思います(もちろん普通のイベントでも、主催者側の心配りが可能な範囲や一般常識の範囲を凌駕するお客のエゴの発揮は辛いものです)。
 というわけで、このブログに掲示することに需要があるかどうかは分かりませんが、少しでも一助となればと考え、リンクを掲載させていただくことにいたしました。

 今年も無事に開催され、最終日に皆の拍手で終われることを願っております。どうか、全てをぶち壊しにする愉快犯等の輩が出ませんように。

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2008.08.02

別室閲覧資料・後日談

 本日夕方、東京在住の友人と待ち合わせて観劇に出向きました。観劇終了後、彼女と夕食を共にしている時に、先日こちらに書いた国立国会図書館に出向いた私的文献複写の話題になりました。
 そしたら、どうも友人、私が仕事関係で得ている何らかの利用者権限を私的に使い(つまり職権乱用)、その文献を入手したと思っていたらしいことが判明。

 このブログを読んでいるのは図書館業界人が中心と思っており、また、ずっと以前に登録申請についてネタにしたことがあった筈なので(8月3日追記:『登録利用者制度を使ってみました』(2006年9月3日)です)、特に注記も何もしなかったのですが。

 ……声を最大にして言っておくと、違います。

 私が利用しているのは「登録利用者制度」というもので、個人が直接国立国会図書館に申請して利用登録する制度です。登録すると利用者カードももらえて、来館複写も郵送複写も依頼できます。
 また、そこまでユルい公僕(厳密に言うと『公』の人ではないのだけど)ではありません、と言っても信じてもらえないかも知れませんが、ちゃんと個人として登録した上記の資格で、勤務時間外に、個人のお金で依頼しております
 ついでに、図書館業界外の方にはどうでも良い話ですが、そもそもうちの職場、国立国会図書館に組織としては利用登録されておりません。まあ、今回のような文献複写はこれから登録しても大丈夫だと思いますが、資料の貸出等のよりハイレベルな利用については多分、新規に職場として登録申請しても、直接登録はできない筈です。専門図書館協議会に加入して、会員として貸出依頼しないとダメだったかと。
 というか、一番ショックだったのは、その友人は元図書館情報学徒で、図書館と無関係の職業には就いてますが、図書館業界に比較的近い、従って例の制度は知っているものと思い込んでいた自分の勘違い加減だったりします。そりゃ業界にいなければ、知らない方が普通だろうと。自分基準を迂闊に他者に当てはめちゃいかんぞ、とちょっと反省してます。

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