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2017年11月

2017.11.29

小山市立中央図書館農業支援サービス事業10周年記念シンポジウム参加レポート

2017年11月23日(木曜日・祝日)、小山市立中央図書館農業支援サービス事業10周年記念シンポジウム「おやまがもっと好きになる!~図書館で語る地域の未来~」に参加してまいりました。

シンポジウムの開催案内ページ

このイベントのことは当日まで知らず、同行者に教えられて「これは面白いかも」と急遽出向いたのですが、事前の想定以上に興味をそそられる内容でした。

小山市の農産物がほかの地域と比べて特に頭一つ出ているなどの「売り」があるかと言えば、失礼ながらそうでもないと思うのです。

結城紬は確かに名産ですし、市内に「桑」「絹」という地名があることからも、養蚕が盛んであることが分かります。一方、名前からすると隣の結城市(友好都市でもある)のイメージが強いです。

ほかの名産品であるかんぴょう、ハトムギ、酪農も、言ってはなんですが、外から見ると決して華やかな生産物とは思えません。

ところが。そこで「6次化産業」というキーワードが意味を持つものとなります。

今回登壇された皆様のお話を伺って、6次化産業への取り組みというのは、一見周囲に当たり前にごろごろ転がっている、取るに足らないように見えるもの(農産物)に隠れた価値を見出し、変身あるいは窯変させて(加工して)世間に売り込むプロデューサーというか錬金術師みたいなものだと改めて思った次第です。

それから特筆すべきは、図書館の自治体行政施策への食い込み方です。

シンポジウムには実際に6次化産業で起業された洋菓子店にジェラート店、そしてかんぴょうの実(夕顔の実)のスピーカーを開発したスピーカー工房の方々が登壇されていましたが、図書館での起業相談会でインスピレーションを得て起業に繋がった方、あるいは図書館での展示が製品の売り込みに繋がった方など、いずれも図書館をハブとして次の展開に結びついた経験を自然に口にされていました。
もちろんシンポジウムという場で紹介されるのは成功事例であるという条件こそありますが、当日ご挨拶もされていた市長さんのツイートにもあるとおり、自治体の中で図書館が農業振興という役割を果たす「場」としてしっかりと根付いているという印象を抱きました。

「ビジネス支援図書館」という活動が行われるようになって久しいですが、実のところ自分には意外と保守的な面もありまして、ビジネス支援サービスは、いわゆるレファレンスサービスともレフェラルサービスとも異なる、既存の「司書さん」では太刀打ちできない地平にあり、「別にそれ、図書館じゃなくても良いよね」という思いをほんの僅かながら抱いておりました。
しかし、今回のシンポジウムを拝聴して思ったのは、どのような形であれ、図書館が「そこに行けば何かヒントが見つかるかも知れない場所」あるいは「何か違う世界への道が開けるかも知れない場所」として、住民に認知されるのはとても大事であるに違いない、ということでした。そこが図書館であるからと言って、「ヒント」や「新しい世界」が別に本にまつわるものでないといけない、という話は全くないと思います。

これは確かに、ALA年次総会のポスターセッションでプレゼンされるだけの価値のある図書館活動である、と改めて我が意を得たり、な思いを抱いた次第です(小山市立中央図書館のウェブサイトで紹介された現地の様子)。
なお、無論、ストーリー仕立てで楽しく説明したポスターの質の高さがあってのことでもあります。

ちなみに中央図書館内の農業支援図書コーナーや、農産物展示コーナーも、質、量ともにたっぷりと充実していました。
写真は、腰痛のあまり館内での撮影許可手続きをサボってしまったので、残念ながらありません(すみません)。
気になる方は是非直接足をお運びください、ということでひとつよろしくです。

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2017.11.26

ここ2年、何してた?

こんにちは。ご無沙汰しております。
こちらのブログについて、2015年11月に海老名市立図書館を訪問して以降、約2年の間更新を中断していました。

この2年間の出来事をかいつまんで記しておきますと、昨年前半はちょっとした、化学療法が必要な病気(早期)に見舞われて、試験開腹を含めて2回の手術を受ける羽目に陥っていました。
昨年梅雨時期に化学療法を受け始めたのですが、それと前後して手術の後遺症で左下肢静脈に血栓ができ、緊急に3回目の入院。
退院してからは左下肢の重だるさや、化学療法の副作用の足先の痺れ、脱毛なども発生しましたが、その合間に仕事に復帰したり、趣味の観劇生活を再開したりしていました。

2017年に入ってからは、プライベートで自分の不甲斐なさに起因するトラブルを起こしてしまったり(一応収束済み)、手術後の身体の変化の影響でなかなか思い通りに戻らない体調に焦れつつも、どうにかこうにか生きています。

そのような最中、9月上旬にはCode4Lib JAPAN 2017カンファレンス in 熊本へのスタッフ参加を実現しました(2年ぶりの復帰!)。
11月上旬には、図書館総合展(会場:パシフィコ横浜)行きを敢行。半日休暇での、体調を見ながらの100%物見遊山な参加でしたが、短いながらもとても楽しい時間を過ごすことができました。

そして、2017年11月下旬現在は……何と慢性腰痛に悩まされる日々を送っております😥
かなり以前から脊柱管狭窄症の疑いは指摘されていましたが、ごく最近、軽度の脊柱管狭窄症と改めて診断され、鎮痛剤で様子見状態を継続中です。薬に頼らなければちょっとした距離を歩くこともままならないので、そろそろ東洋医学に頼ろうかと目論んでいるところです。

そんなわけで、現状の体調はあまり上々とは言えない状況です。
ただ、そのような最中でも昨秋大部分が抜け落ちた頭髪は、1年経ちショートボブの長さまで復活。
また、脚の重だるさや痺れは腰痛に気を取られてほとんど気にならなくなっています。
万全でない代わりに、たとえ底辺であっても日々仕事もしながら悲喜こもごもの暮らしを営めているのは、きっと良いことなのだと思います。

なお、その仕事は、昨年から職場異動になり、研究支援関係の事務仕事を主業務とし、その合間に少しだけ職場内の図書館の仕事を見る日々を送っております。
図書館は立場や組織の体制上、私は若干の伝票を切る以外にはほとんど権限らしいものを有してはいないのですが、幸いにも優秀なスタッフが切り盛りしてくれているのでありがたい限りです。

以上、この2年間の経過と近況のご報告でした。
何だか全般にあまりめでたいことに乏しい2年間でしたので、これから少しでもめでたいことが起きてくれれば、否、めでたいことに繋がるよう少しでも徳を積み重ねられれば、と考えている日々なのです。

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