カテゴリー「パソコン・インターネット」の記事

2013.08.10

「システムを作りたい人」、そして「システムを作ること」について考えてみた。

ここしばらく、また、本業多忙につきろくにこちらで語れていませんでしたが、以下のブログや記事を読んで、今も癒えていないちょっとした心の傷口が開き、スイッチが押されましたので、少しだけ自分語りします。



実は自分、大学のシステム系の授業が苦手で、プログラミングの課題はできる人の作品を借りて少しだけ改変して提出してお茶を濁していた癖に、システム(ズ)ライブラリアンを目指そうかと思った時期が少しだけありました。
しかし、研究者の方と共同で、フォームから入力されたテキストを定型フォーマットに変換するための簡単なシステムを、Perlで書いて発表する機会を、一度だけ与えられた時。深夜までコードとにらめっこして、いくら研究者の助言をいただいても、どうしてもPerlのライブラリという概念が理解できず、コードを自力で完成させることができませんでした。確か何とか発表にはこぎつけたと思いますが、自分的には黒歴史、挫折感で満載の出来事でした。
そんな状況下で、せめてPerlぐらいは一からきちんと勉強して身につけたい、と思い、いくらラマ本やラクダ本を読んで勉強しても、簡単なスクリプトを書いてみても、とうとうコーディングが身に付くことはありませんでした。多分、そもそもそっちの才能がなかったのでしょう。

ついでに申しますと、その頃はシステムの完成形をきちんと頭に置いてそれを目指してスクリプトを書くなどという発想は、全く頭にありませんでした。大体、どういうシステムを作るのかをまずきちんと定義して、それを実現するためにコードを起こすのが「コーディング」であるのに、それができていない時点で初めから間違っていたのだと思います。

では、それから十数年が経過し、システム構築に詳しい人の助言をいただきながらであれば、どうにか要件定義の真似事ぐらいできるかも?というレベルにいる現在の自分なら、コーディングができるか?と言えば、恐らく無理でしょう。何故ならコーディングは「センス」だと思いますので。上手く言えませんが、自分にはそのセンスがないことを痛いほど分かってしまっていますので。
これは言い訳になるかも知れませんが、十数年の間に、業務用システムの構築まがいのことを中途半端に経験してしまったが故に、「システムを作る」ことは「楽しいこと」ではなく「責任の重いこと」という認識が身に付いてしまったというのも大きいです。

昨今では、業務用のシステムというのは、それを作ってはい終わり、ではなく、継続的にメンテナンスして、そのシステムでコアな業務を担当する人達(図書館で言えばILL担当者や目録担当者の皆様)、そして一般の利用者(図書館で言えばOPAC検索や相互貸借・複写申込をする皆様)が常に使いやすく安心、なだけでなく、セキュリティ対策もばっちりで安全、に利用してもらうことができるようにすることが大きく問われると認識しています。
特に、システムを運用する母体組織が大規模かつ公的存在意義が大きくなればなるほど、そしてシステムがオープンであればあるほど、セキュリティ対策はかなりガチガチに問われます。その「ガチガチ」を維持することができずに消えていく(あるいはクローズドに切り替えざるを得ない)システムもあったりするわけですが。
本来システムを作る技術とセキュリティ技術は似て非なるものの筈ですが、今や切り離せないものになってきて、昔ほどシステムは気楽に作れないものに……と、話が思い切り逸れました。

無理やり話を戻しますと、もし、業務上システムを作る立場になりたいのに、システム作りとは全く別の才能を持っているが故に、昨今の人材不足の状況下、なかなか望みの業務を担当できない、というのであれば。加えて、自身にコーディングのセンスだけでなく、システムエンジニア的なセンスもあるという自負があるなら。何よりも、諦めないことが肝心だと思います。

光る才能に縁がなく、とろとろぐだぐだと仕事を片付けるしか能のない自分のような立場からすれば、光り輝く別の才能があるというのは本当に羨ましい限りで(嫌味とか褒め殺しでは決してなく、本気でそう思っています)、そっちを研鑽してもっと輝けるならそれも1つの道だろうと思わなくもありません。
しかし、システムを作ることの面白さも苦しさも、そして作ったシステムのバグフィックスだけでなく、セキュリティ的にも利用に耐えるよう維持し続けることも、そして自分と技術レベルや立場の異なる利用者を粘り強くサポートし続けることも、全部引っくるめて「自分(達)の仕事」として引き受ける覚悟があるならば。それらにやり甲斐を感じ続けることができる自信があるならば。是非、「システムを作る人」を目指して欲しい。そんな風に自分は考えるのです。

自らにはなし得なかった荒行・苦行に取り組み、それらを物にして、かつ結果を出せる(あるいは常に結果を出すために努力を続けられる)人を、自分は一体に尊敬します。それだけです。

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2010.08.12

最近の図書館&情報関係ブックマークネタ(2010/8/3~8/12)

 最近、図書館関係、情報関係のネタをここにちっとも書いていないので、いい加減何か書かねば、と思いました。
 しかし、実生活で図書館から離れて久しい上、今の仕事にもあまり書けるような内容がないので(というか書くと気持ちがネガになるような話だったりする)、取りあえずここ1週間ほどの間にはてなブックマークに登録した図書館、情報関係のネタを以下に列挙しておきます。補足コメがある場合は矢印で示しました。

8月3日(火)
電子書籍の全文検索 国会図書館が実験へ - MSN産経ニュース
→NDLの電子書籍のシンポジウムの時、出版社の人でTwitterに張り付いてひたすらdisってる人がいたことにぞっとしました。電子書籍はたまたま「電子的な書籍」という形をしているだけの表現コンテンツ、と思ってます。上手く言えませんが、「書籍」という形態に縛られない、「こんなビジネスモデルがあったのか!」というアイディアが出版側から出てこないかな、と思ってます。

中日新聞:貸出証の情報を流用 県図書館職員が条例違反:岐阜(CHUNICHI Web)
職員個人の問題というより図書館が「図書館の自由」ではなく「セキュリティ」の観点でどれだけ個人情報の利用を認識していたかが気になる。

8月4日(水)
読みたい本、図書館になぜない? :日本経済新聞
レファレンス業務充実の「鍵を握るのが技術革新と業務の外部への委託」。前者で司書の雑務が減るとはとても思えない。後者についてももう少し紙面を割いて欲しかったな。

佐賀県武雄市長,市立図書館蔵書の電子化をぶちあげる: 愚智提衡而立治之至也
最初、え?と思ったが、1)この人の経歴から見るに当てずっぽに吹いてるわけではないようだ。2)事をなすのに反発食らうのは厭わない(ビビリではない)タイプと見た。ということで興味を持って経過観察しよう。
→この市長、市の職員にTwitterアカウント取得も命じたらしいのでそっちも要観測。

8月6日(金)
千葉市:千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドラインについて
→個人のやることは個人の勝手、で済まされない立場である以上、このくらいは必要ってことなんだと思います。

asahi.com(朝日新聞社):ネット閲覧制限ソフト消される 岐阜・土岐の市立図書館 - 社会
そもそもadministrator権限で利用者にPCを利用させていたってことでは?それはダメだろう。対策が取られたようで安心。
→そのまま利用者に使わせていたのではなく、一般ユーザーアカウントを別に設定していたと信じたいです。その場合もadminのパスワードが安易だったり(例:アカウントとパスワードが一緒)、ノーパスだったりしたら最悪ですが。

8月8日(日)
egamiday 3: 業界コント「もしもマクドナルドみたいな図書館が、本のない電子書籍図書館だったら」
通常シリーズの3割増しぐらい黒い展開(^^;)。確かに「7周半遅れ」だと思う。

図書館員によるビジネス課題への回答事例集 : ビジネス支援図書館推進協議会
レフェラルサービスを使っている館が意外に少ない。レフェラルでもう少し掘り下げられそうな事例もあるのだけど。
→後で考えましたが、安易にレフェラルに回す→図書館の資料を活用するというお題の趣旨から外れるから敬遠されたのかな、と推測しています。でもレフェラルの結果得られた情報をいかに図書館から利用者にフィードバックするかも司書の腕、だとも思うのですが。

8月10日(火)
書籍を店頭で印刷・製本・手渡し 「三省堂書店オンデマンド」今秋から - ITmedia News
製本機に良い物を使ってるらしいのは分かったが、プリンタが気になる。普通のレーザプリンタ?あと書籍用紙に印刷してくれるのか?とか。/プリンタ・製本機一体型だそうです。Thanks! > id:myrmecoleon

新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ
“出版物の書誌基本情報を納本から数日後に”ダウンロードできるようになるらしい。まずは本当に「数日後」なのか疑ってみる。
→まだあれがJPMARCなのか疑ってます。本当はTRCMARCなんじゃないかとか。

8月12日(木)
高木浩光@自宅の日記 - 国会図書館の施策で全国の公共機関のWebサイトが消滅する 岡崎図書館事件(5)
見出しが微妙に誤解を呼びそう。(表の意味)NDLや文科省はもっと施策の徹底を。(裏の意味)三菱電機ISも採用図書館も一体何やってんだ。
→表裏一体、という意味です。この見出しだとNDLが一方的悪者に見えるのでどうなんだろうと思います。でも業者も疑問に思ったら発注元に提示しようよ。まあ、この場合、きっと疑問にも思わなかったんだろうけど。

 

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2010.07.11

議論苦手者とTwitterとブログ

 たびたびこちらの記事でネタにしておりますとおり、自分はTwitterにも投稿(ツイート)しています。

 先ほど、暇だったので、過去の自分の、双方向で議論などしているツイートを読み返した所、
「人に言葉尻を突っ込まれると行き当たりばったりで、全く持ってろくな返しをできてない」
ことに気がつきました。
 いえ、「気がつきました」って、元々分かっていたことではあるんですけれどね。改めて気づいて痛く刺さったということです。

 自分はリアルでもネット上でも、瞬間で脳内に発生する自己の意志をその場で正確に言葉で返せるタイプではありません。否、多分、「その瞬間に思ったこと」は言えているのだと思います。
 でも、それはあくまで言葉尻を突っ込まれて「むかっ」とくるなどして脊髄反射で言ったことです。返事を返す前には当然、手元で参照できる資料や、頭の中で自分の望む引き出しを高速サーチしていますが、そのサーチの結果は必ずしも自分が望んだ内容になっているとは限りません。また、例え的確なサーチ結果であっても、それが言語化(文字化)される時には、その場の感情に支配されて、歪んだ形で言語化(文字化)されることもあります。これは怖いです。

 もっとも、実際に人と三次元的に――という言い方が適切なのか分かりませんが――対面する場では、流石に若い頃に比べれば、後で後悔しない程度に議論の場で物を言うことができるようにはなりました。職場の会議の主催者側ひな壇に並び、答弁する機会もありましたし。
 但し、三次元会議の場合、答えるまで取りあえず相手は待ってくれます。最悪の場合、「後日きちんと回答します」の技も使えます。
 ところがTwitterの場合、考えている間にどんどん議論は進んでいってしまうのですね。議論が白熱すると、私考えてるの、ちょっと待って!と言う隙もありません。
 ついでに、1投稿につき140字までしか投稿できないのも、だいぶ慣れましたが、それでも自分が言いたいことのせめてエッセンスだけでも伝えられたのか?ともどかしい時はあります。まあ、あまり長々と書き過ぎると途中で飽きられる怖れもありますが:-p。

 これは余談ですが、ある時、私が事実の確認不足なまま不用意に呟いた一言に、フォロワーさんからかなり強く突っ込まれたことがありました。しかし、私の方で、相手からの重要なリプライを受信から取りこぼし、それを読まないままトンチンカンな返事をして火に油を注いでしまったのです。
 こちらからしてみれば、何で相手がいつまでも食いついてくるのかが分からなくて、私そんなに悪いことした?と思っていたのですが、後から調べた所、リアルタイムで使用していたTwitterのクライアントツールではそのリプライが取りこぼされていたのでした。後から別のクライアントツールでその未読のリプライを発見し、冷や汗をかいたものです。
 以来、自分のPCではTwitterの公式Webとクライアントツールを両方立ち上げて(場合によってはiPodも併用)、リプライやRTのチェックに取りこぼしが生じないようにしています。

 閑話休題。
 恐らく、自分の場合、ツイートで議論するよりは、ブログの方が向いているのだと思います。例え最近月1回程度しか更新しないブログであったとしても、まとまった考えを述べるにはやはりTwitterよりブログ、と考えています。
 Twitterには、自分の考えを1センテンスずつ140字以内に区切って連続投稿している事例も多く見かけますが、個人的には極力それはやりたくありません。どうしても必要な場合は承前としてURLを引用しています。これはあくまで好みの問題であり、その手法がダメと言っているわけではありません。
 よく、「頻繁に更新できないので」「当初想定していたテーマで書けなくなったので」だからブログを止めます、という律儀な人がいますが、このブログスペースを残してあるのはそういう理由からです。

 もちろん、Twitterで「議論」ではない会話や、リプライ返しをするのは割と嫌いではないので、Twitterも止める気はありません。
 ついでに、Twitterでの議論参加スキルの向上もまだ諦めていないので、自分の知識レベルが追いつく範囲の気になる議論がTLに発生したら、多分食いつくと思います。このブログをお読みの方でフォロワーな方がいらっしゃいましたら、その際には容赦ないやり取りをお願いいたします。

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2010.06.12

日本十進分類法を付箋ソフトでデスクトップへ(2010.6.13追記)

 最近は、何か思いついたり面白いニュースなど見かけると、ツイッターに投げてしまうことが多いです。流石に観劇ブログの方は140字ぽっちでは何も書ききれませんのでコンスタントに更新できていますが、こちらのブログに書いてきたようなこと、つまり図書館情報関係のちょっとした話題や意見、こまごました日常事は、ツイートしたらそれで満足してしまうようになってしまいました。
 というわけで、若干古い話題となりますが、少し前に、以下のブログに掲載されているNDC(日本十進分類法)のPC壁紙が、NDC使用図書館員向けライフハックとして話題になりました。

日本十進分類法のデスクトップ壁紙はいかがでしょう - やわらか図書館学

 この記事を目にして以来ずっと、
「付箋ソフトを入れて、1類ごとに1枚ずつ付箋を作ってデスクトップにぺたぺた貼っておくんじゃだめかな?」
と思っていました。邪魔ならアイコンを消すのも一手、と上記ブログの筆者の方は仰ってますが、どうしても消せないアイコンがある人もいるかと思います。
 壁紙だとアイコンやウィンドウの後ろに隠れて見えないことがあるけど、付箋は少なくともアイコンよりは手前に出てくれますし、それに何より、必要に応じて手前に出すことができます。
 というわけで、付箋ソフトPcHusen(作者Sahmaro様のページ)を使い、10類分の付箋を作って自分のPCデスクトップに貼りつけてみました。
 モニタ縦幅が小さいノートPCのためちょっと画面が狭めに見えますが、普通のPCにセットされているモニタならばもう少し見やすいかと思います。

Pchusenndc01s
図1. 1類につき付箋1枚で作成したものです。見づらいような気がしたので太字に変更(MSゴシック・9pt)。

Pchusenndc02s
図2. 思い立って付箋1枚/10類のパターンも作成、並べてみました。こちらは標準の太さ(フォント&サイズは同一)

Pchusenndc03s
図3. 付箋も見たいが壁紙も隠したくないという場合は、付箋を透明化することも可能。

Pchusenndc04s
図4. というか使わない時は付箋を縮小しておけば邪魔になりません。

 このソフトの既定のフォントと文字サイズはSystemの14ptですが、このままだと画面上で結構スペースを食うので、上の画面例のように変更した方が良いと思います。また、ソフトの既定値だと、付箋1枚当たりの縦・横の幅がちょっと小さめなので、
 タスクバーの[PcHusen]のアイコンを右クリック→[PcHusen]-[Setting]-[Default Various]
から最大サイズを変えてやる必要があります。

 ただ、セキュリティが厳しく管理されているなどの理由から、一般図書館員に管理者権限が与えられていないPCには、勝手にソフトを入れられないケースがあるのでは?と気づき、これまで書くのを躊躇っていた次第です。ソフトを入れられるPCをお使いの方はお試しいただければと思います。

 これは全くの余談となりますが、実は最近外の会社にシステムの構築を発注した際、自分で作業の進行スケジュールを頭にインプットした上でこまめにチェックしてダメだしする自信がなく、
「いっそ壁紙にしてしまえ」
と、Excelで作られたスケジュール表を画像出力して、本当にひと月近くPCの壁紙として使用していたことがあります。
 結論。自分への戒めとしては絶大な効果がありますが、作業ウィンドウを最小化する度に胃が痛くなったり腸がうずいたりしたので、壁紙に癒しやなごみを求める方はやめた方がよろしいかと思います。このような場合は重要ポイントを抜き書きしたToDoリストを作る方がずっと良い、と後から気づきました。
 ちなみにそのシステムは、無事納期までに納めていただくことができました(^_^)。当然、こちらのスケジュール管理ではなく、受注側の適切な工程管理のおかげではありますが。

(追記)
  • 書き忘れてましたが、NDCは9版です。テキスト部分はNDL上綱様の「CyberLibrarian」内「日本十進分類法(NDC)9版 -2次区分表-」に基づいています(平たく言えばコピペ)。

  • 残念ながらPcHusenで作った付箋をテンプレ化する機能はないようですので、各自にて適宜付箋をお作り願います(^_^;)。
    ご参考まで、付箋作成時に使ったテキストファイルを2種類ほどアップしておきます。
    付箋1枚/1類用(単に2次区分表を1行ずつ列挙したもの)
    付箋1枚/10類用(区切りタブと若干の調整スペース入り)

  • PcHusenはVer.3.54(対応OS:Windows XP/Vista/7)を使用しています。Windows 95/98/Me/2000をご利用の方はVer.3.11をご利用ください。

  • 私自身がWindowsユーザなので、今回マカーな方は眼中に入っておりません。本当ごめんなさい。
(2010.6.13 再追記)
 この記事のコメントで、壁紙でなごみたいのでこういう風に付箋を使うのは無理、というお言葉をいただきました。
 壁紙NDCじゃなくて付箋にしよう!と思ったそもそもの発想が、
「壁紙も楽しみたいけどちょっと便利にしたい」
というものだったので、自分としては心外だったりします。
 というわけで、全否定されたままでは引き下がれませんので(笑)、壁紙の邪魔にならないように付箋を透明化したらこんなんなりました、という図も追加しておきます。
 というか本当は「背景色なし、文字のみ」という付箋も作れるようですが、どうも一旦その状態にするとサイズの拡大縮小が効かなくなるようです。だからといって、2次区分表全部壁紙の上に出しっぱなしというのは美学に反するので、「透明化=70%、背景色=白、文字=グレー、サイズ=最小(40×20pixel)」あたりで妥協するということで(^_^;)。

Pchusenndc05s
図5. 各付箋を透明化=70%、背景色=白、文字=グレーに設定し、最小化した状態。

Pchusenndc06
図6. 上の図の部分拡大。某社ロゴは表示自粛。

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2010.05.23

ニコニコ動画のストレージの話を聞いてみた

 5月13日に東京ビッグサイトに出向いて、「第12回 データストレージEXPO」の基調講演

「ストレージ先進ユーザーが語る!日本最大の動画コミュニティサイト「ニコニコ動画」を支える、ドワンゴのストレージ戦略」
千野裕司氏((株)ドワンゴ 執行役員 研究開発本部長)

を拝聴してまいりました。
 本当はTwitterを使ってリアルタイムにツイートできれば良かったのですが、会場のWi-Fiの電波状況があまりよろしくなかったので断念。
 意外にも分かりやすく面白い話だったので、これは自分用の記録として書き残しておかねば、と思いつつ、ついサボってしまい、10日が経過してしまいました。

 ということでほとんど思い出し日記状態ですが、以下、講演の概要です。

 まず、長年「赤字事業」が半ばキャッチフレーズ化していたニコニコ動画(以下「ニコ動」)について、5月13日 15:00から開催されたドワンゴの決算説明会でついに「事業黒字化」が発表されました。この講演会は13日 10:00開催でしたので、その事実が直接発表されることはありませんでしたが、
「赤字と言われていますが、プレミアム会員増加等もあってそろそろ黒字?と言った所です」
「本日決算説明会をニコニコ生放送で中継するのでご覧ください」
という感じで事実を匂わせてくださっていました。

 「動画サービスはストレージが激しいという巷の認識」(千野氏の発言より)のとおり、動画数4,100,000動画、平均25MB/本、総データ量140TBを誇るニコ動。
 これまで、システムを保たせるための運用上の割り切りとして、

  • 提供画質を「高画質」(2Mbps程度)と「低画質」(400Kbps程度)の2種類しか用意しない(YouTubeは4種類に対応)。
  • ユーザがアップロードした元の動画ファイルは消去する(YouTubeは元ファイルを保存しており、故にHD画質に対応できた)。

を実践してきたようですが、今後はiPhone、Android、Chrome OSなど、「HTML5」「H.264ブラウザ内再生」「Wi-Fi+3G」への対応に向けてH.264向け高画質、3G画質を加えた4種類の画質に対応していくということでした。オリジナルファイルを保存するということなのか、それとも対応画質を増やすだけで、これまで同様オリジナルファイルは捨てるということなのかについては、言及されませんでした。

 サーバ構成としては、大きく分けて次のようになっているそうです。

  1. エッジサーバ:約400台。人気動画・祭り動画はほぼここで蓄積を担当、消費される。
  2. オリジンサーバ:約100台。直近半年内でリピートされる動画を蓄積担当
  3. ストレージシステム:3台。過去3年内でほとんど再生されていない動画を蓄積担当
  • エッジサーバにキャッシュ用ストレージを搭載
  • httpリクエストをロードバランサでエッジサーバに振り分け。キャッシュを見に行き、ファイルがあれば返す。
  • キャッシュがない場合はオリジンサーバにファイルを探しに行く。
  • それでもファイルがなければストレージでファイルを探す。
    ちなみにストレージまでリクエストが送られた場合、結果を返すまでに約10秒。

 さらっと書いてある数値がいちいち凄いんですが……(^_^;)。
 ちなみにエッジサーバも役割により3種類に分けられるそうです。
 1分ごとに動画へのアクセス状況をリアルタイム集計して、1つの動画の視聴回数が一定以上(200回/分)に達した場合は「祭り用」のエッジサーバに振り分けを変更しているとか。
 実際、今年の正月に「アイマス新年会」としてニコ動上の100以上の「アイドルマスター(アイマス)」動画がより抜き視聴された時、その動画を担当していたエッジサーバが即死し、そのサーバに載っていた他の無関係の動画も再生不可状態になったそうで、故にこうした「祭り対策」が必須となるようです。
 更に具体的なサーバの構成は次のとおり。

  1. エッジサーバ
    • ヘッド用エッジサーバ
      少ない種類の動画の大量配信に特化(=祭り用サーバ)
      同時接続数:20,000 要求ストレージ速度:高速 容量:低→SSD化+10GbE化を進めスケールアップ
    • ミドル用エッジサーバ
      比較的新しめで、そこそこ見られている動画の配信
      同時接続数:120,000 要求ストレージ速度:大
    • テール用エッジサーバ
      同時接続数:60,000 要求ストレージ速度:最大(2TB程度)
  2. オリジンサーバ
    エッジサーバにキャッシュされていない動画をここから取得 要求ストレージ:極大 ストレージサーバへのアクセスを極少にする。

  3. ストレージ
    容量数百TBのストレージ:現3台
    • 来年にはPBに到達
    • NFSでアクセス→とても扱いやすい。現場としては今後もこれで行きたいという意見。
    要件
    • 可用性、スケーラビリティ、コスト→こちらがより重要である。
    • 速度はそこそこ必要(3~4Gbps)

 この辺りから、ではドワンゴのアプローチはどのようなものか?というまとめに入りました。

  1. 自前主義:アプリケーション設計とサーバ構成で課題クリア
    多段キャッシュ、負荷分散、アクセス頻度による動画の置き場所調整, etc.
  2. それらを実現してくれる製品はあるがあえて採用しない(例:SSD/HDDハイブリッドストレージ等)
  3. 自前主義のメリット
    • 各レイヤーのリソース配分の自由度、スケーラビリティ
    • 個々のコンポーネントに求める要件がシンプル→製品選択幅広。混在がしやすい。
  4. 自前主義のデメリット
    • 集積度が低くなりがちである。
    • 場所代、電気代の問題

 今後ドワンゴとして求めているストレージ製品は、

  • ドライブレベルでは、SSD導入。また高速・長寿命であること。
  • ストレージレベルでは、安価なHDDの大量積みができること。大ボリュームとして扱えること。

だそうです。
 以上で講演は終了となりました。多段構成かつ大容量のストレージが必要な理由など、日頃動画を消費する一方の素人にも分かりやすく語られていて、基礎技術をおろそかにしていないことが伝わってくる、とても好印象な内容でした。
 但し、自分に個々のストレージ製品レベルの知識があれば、「こんなことができるのはきっとあの会社の製品に違いない」等、また違う角度で理解できたかも知れません。その辺りは経験値の積み重ねなので、まあ、今の自分にはどうしようもない所です。

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2009.05.07

ネットブックでPDFを楽に閲覧するためのたった1つの浅いやり方

 連休中はどこにも遠出せず、大半は家の中で引きこもってぐだぐだする生活を送っていました。その間、賞味期限から4年4ヶ月経過した冷凍牛丼の試食にチャレンジするという妙なことなどもしていましたが、それについてはまた書くといたしまして。
 で、休み中に仕事でどうしても読んでアンケートに答えないといけない雑誌が2号分あったわけです。しかし、うっかり冊子体を職場に置き忘れてしまったため、発行元のサイトからPDFをダウンロードしてきてコツコツ読むことになりました。

 ところが、生来の怠け癖と集中力の無さ故になかなか記事を読み進めない上、しかも普段使いのPCはノートで、メモリが800MBしかなく、HDDも残量20%強という状況のため、PDFファイルを1個開くたびにPCがカリカリ音を立てて考え込む始末。
 やむを得ず昨年導入したネットブックのHP Mini Note 2133(メモリ4GB)を投入。ファイルへのアクセス速度は解決しましたが、今度は画面が小さく文字が読みづらい(;_;)。ついでにワイド画面(1280×768 pixel)なので、PDFを文字が読めるサイズまで拡大すると今度は画面下がぶっつり切れる有様。
 そんなこんなのわずらわしさもあって、1号目を読み終えるのに実質5日間あった連休のうち4日間かかってしまいました。
 ちなみに我が家には、タブレットPCはありますが私の所有物ではなく、また、共用のデスクトップPCはやや古い機種のため、大容量のPDFをさくさく読める環境ではありません。

 さて、どうしたものか?とさんざん細々と考え込み、
「そうだ、PDFの表示を『右90°回転』にして、Mini Noteを本を読む時のように、左手でモニタ側を、右手でキーボード側を持って読めば良いんだ!」
と気づいたのは、本日夜のことです。
 早速実践してみたところ、右手が熱いとか、機器を斜めにすることで本体の稼働への影響が若干不安という問題はあるものの、普通に机に置いて使っていた時のように、Mini Noteの横長画面に(文字が見えないので)思い切り顔を近づけて読むような状態に陥ることもなく、はるかに自然な姿勢で雑誌を読むことができました。まあ、結局途中で右手の熱さに耐えかねて、モニタ背面を机に置きほおづえをついて読んでましたので、あまり良い姿勢だったとは申せませんが。

 ぐうたらしながら3時間ぐらいかけて1号分の雑誌を読み終え、どうにか先ほど2号分のアンケートを送付しました。だいぶ肩の荷が下りた気分ですが、今月末までに、また最新号を読まないといけなかったりするのでした(^_^;;)。今度こそ、何としても早めに仕事を済ませたいものです。

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2008.11.16

ATOKダイレクトのAmazon検索プラグインを使ってみる

 最近、ATOKダイレクト API for Perl/Rubyの機能を使ってamazonの検索ができるプラグインを作った人がいるらしい、という話を目にしました。
 作者さんのブログはこちらです。
 ATOKでAmazon検索。(SaikyoLine.jp)

 「ATOKダイレクト」というのはATOK2008から採用されたメニューで、ATOKに簡単にプラグインを追加して、ATOKの変換メニューからWeb検索等を行えるようにしているものです。そのプラグインをPerlやRubyで作れるようにしたAPIを使ったのが上のamazon検索プラグインだそうで。
 私はかなり保守的な人間で、検索ぐらい横着しないでブラウザから直打ちすればいいじゃん、というのが通常の姿勢です。しかし、図書館屋として、「amazonが辞書のように引ける」という機能を見過ごせず、つい釣られてしまいました。

 以上、前置きが長くなりましたが、自分のWindows PC(OS:Windows XP Professional SP3)にAmazon検索プラグインを導入してみました。
 ちなみにPerlはラマ本で挫折、UNIX系アプリは一般ユーザ権限でしか使ったことのない素人です。PCはあくまで道具箱。どうやらアタマがスクリプトに向いた構造になっていないようです。
 導入手順は次のとおり。

  1. amazonの「AWS Access Key ID」を取得する。
  2. ATOKダイレクトを有効にする。
    (参考:ATOKダイレクトって何?(Windows版)
  3. 以下のPerlとRubyをセットアップする。
    【Perl】ActivePerl 5.8.8 build 822
    【Ruby】Ruby 186-25
  4. nokogiri(1.0.0)もセットアップする。
  5. 作者さんのブログから、amazonプラグインのセットアップファイル(ZIPで提供)をダウンロードして、解凍。
  6. 解凍フォルダ内のスクリプト本体(DATA\amazon_search.rb)の9行目の「AWS Access Key ID」を、1で取得したものに書き換えてから、セットアップする。
  7. ATOKダイレクトの環境設定で「Amazon検索」を有効にする。

 基本的にはこれで導入は完了です。
 自分的に迷ったポイントは、次の2点でした。

「AWS Access Key ID」って何?
 初耳だったのでとにかくググってみました。
 Amazon Web サービス(AWS)の概要 [Perl講座 -Smart]

によれば、よく分かりませんが(オイ)、AmazonのWebで提供されているデータを流用して別のWebサービスで利用するためには必須のIDらしいです。
 amazon.co.jpのアカウント登録なら持っていましたが、どうもこのIDはamazon.comでないと発行していないらしいので、amazon.comにアカウント登録してIDを取得しました。

PerlやRubyに下位互換はない?
 上にPerl, Ruby, そしてnokogiri(Rubyのモジュールの1つ)のバージョンを併記していますが、このバージョンをきっちり守らないとAPIが動いてくれません。
 最近はWindowsでも、ソフトウェアのバージョンによりVista未対応というのは珍しくありませんが、UNIX由来のアプリケーションを久々に触ったので、最初うっかり新しいバージョンのPerlを入れてしまい、しばらく悩みました。
 困ったのはnokogiri 1.0.0。Rubyでは

gem install [モジュール名]

でモジュールをリモートから引っ張ってきてインストールできる、ということは分かるのだけど、これだと最新版(1.0.6, 1.0.5)しか引っ張ってこないみたいだし……と散々悩んだ末、自力解決をギブアップ。人に尋ねて、以下のとおりバージョン指定してやれば良いということがやっと判明しました(悲しいぐらい素人)。

C:\ruby>gem install nokogiri --version '= 1.0.0'
Select which gem to install for your platform (i386-mswin32)
1. nokogiri 1.0.0 (x86-mswin32-60)
2. nokogiri 1.0.0 (ruby)
3. Skip this gem
4. Cancel installation
> 1
Install required dependency hoe? [Yn]  y
Install required dependency rubyforge? [Yn]  y
Successfully installed nokogiri-1.0.0-x86-mswin32-60
Successfully installed hoe-1.8.2
Successfully installed rubyforge-1.0.1
Installing ri documentation for nokogiri-1.0.0-x86-mswin32-60...
Installing ri documentation for hoe-1.8.2...
Installing ri documentation for rubyforge-1.0.1...
Installing RDoc documentation for nokogiri-1.0.0-x86-mswin32-60...
Installing RDoc documentation for hoe-1.8.2...
Installing RDoc documentation for rubyforge-1.0.1...

C:\ruby>

 肝心のプラグインの実行については、下2図のような感じです。

Adamazon01

 単語を入れて、ATOKで変換前に[Shift]+[Ctrl]+[Ins]を押下し、「Amazon検索」を選ぶと、下図のような「ATOKダイレクト候補」が提示されます。
 ちなみにISBN入力(ハイフンなし)でも商品名を引くことが可能です。

Adamazon02

 候補間の移動はSpaceキーで。
 適当な候補で[Shift]+[Enter]を押下すると、amazon.co.jpの該当商品ページが開きます。

 このプラグイン、書名のうろ覚え検索にももちろん便利ですが、上記のようにISBN検索にも対応してるし、あと、簡易にamazonの書名を引っ張ってきて文書に入力したい時にも便利そうです。
 機能的にはジャストシステム公式のサンプルで提供してくれても良い位だと思います。ただしその場合はPerl, Ruby抜きで(^_^;)。

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2008.11.06

知恵袋に老婆心を働かせてみる

 最近、それなりに日常で愉快なこととか考えさせられることとか色々起きているんですが、大半は仕事がらみなので流石にここには投下できません。
 先日取り上げた図書館ねこの本は、記事を書いた翌日ぐらいに連れ合いあてにamazonさんから届いて、まだ読んでいる途中。また、最近の最大の趣味の話は別ブログの方で盛り上がっている最中です。

 というわけで、世間様にネタを頼ります。早速、本日知ったニュースから。

Yahoo!知恵袋、All Aboutと連携
Yahoo!知恵袋×All About プロファイル 専門家回答 - Yahoo!知恵袋

 専門家の皆さんがYahoo!知恵袋で回答してくださる部門は今のところ、「住宅」「マネー」「法律」「ビジネス」「キャリア」「医療・健康」の各部門だそうです。

 All About プロファイルにはある「ペット」部門が何故か知恵袋にないのは謎。

 これらのうち「法律」「ビジネス」「医療・健康」については図書館でのサービスも試みられていますが、ビジネス以外はさほど一般的になっているわけではありません。
 今後、分からないことは専門家に直接訊く、が当たり前になる時代がやってくるのでしょうか?
 一応、公共図書館からは「類縁機関」と呼ばれる所に勤めているので、困った時に専門家を頼りにしてくれるのは基本的に歓迎です。私自身で答えることはできないけれど、道筋をつなげることはできますからどうぞご利用ください、という感じです。まあ、類縁機関の図書館の資料もあわせて頼ってくれるならもっと歓迎しますが(^_^)。
 一方で、その前に自分で調べるという文化も廃れないで欲しいと願う気持ちもあります。自分で調べない人を揶揄するググレカスという言葉もありますが、もっとネット以外も含めた幅広い範囲の話。
 こういう考えは普通の人から見て、所詮司書のエゴに過ぎない?と思ったりもします。調べ物を渋々やっている人に取ってはさっさと答えが分かる方が良いでしょうし、それに明らかに調べ物に向いていないタイプの人というのもいます(どういう人か具体的な言及はしません)。大体私自身、レファレンサーとしては圧倒的に修行が足りない上にもう何年も実務を離れているので、レファレンスの勘みたいなのはかなり薄れてきている実感があります。

 迷わず専門家に相談した方が良い事例(上の知恵袋の専門家常駐部門に属するもの、一刻一秒を争うもの等)もあれば、自分で調べることで実になる事例(以前、どう見ても司書課程の宿題だろう、という内容が知恵袋の質問に掲載されていたなんてこともありました)や、自力でとことん調べることでやっと納得できる事例なんてのもあります。
 ……なんてこと、今更私ごときが語らなくても良い、多分杞憂なことなのだろうけれど、物事を調べて知るには色々なルートがあるということを、誰にも忘れないでいてもらいたいものです。

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2008.07.20

HP 2133 Mini-Note PCがやって来た

 散々騒いでおいてご報告が遅れましたが、7月16日に無事HP 2133 Mini-Note PCが我が家に納品されました。
 配送内容が段ボール箱4箱、ということで、何事!?と思いましたが、中身の内訳は次のとおりでした。

  1. PC本体・AC電源・バッテリー・マニュアル
  2. マウス
  3. 予備AC電源
  4. Kensington MicroSaver

 ちなみに4番目のはPC用のワイヤーロックで、一応セキュリティに気を遣って買ってみたのですが、さて、用がある時以外はひたすらカバンに詰めて持ち歩き、基本的にPCを放置はしない、という自分のようなノートPCの使い方で、一体どこでワイヤーロックを使うのか?と突っ込まれると答えられなかったりします。

 肝心の使い勝手ですが、翌日早速出張で行ったセミナーのメモ取りに使用してみた感想を、以下、箇条書きにします。

キーボード
 全体のサイズはB5スリムと小さいのに、キーピッチは普通のA4ノートPCと変わらないので、大変打ちやすいです。
 また、キーボードは英語レイアウトなのに、それを無理やり日本語レイアウトで使う(というか、セットアップ時のデフォルト設定のままにすると日本語レイアウトになる)ということをしています。でも、指が覚えてるのは日本語レイアウトなので、意外と違和感はありません。
タッチパッド
 微妙な動きにも対応してくれて、なかなか悪くないと思いました。
液晶画面
 画面サイズ8.9インチワイドTFTと小さいですが、最大解像度が1280×768なので、写真の表示等が非常にきめ細やかで驚きました。
 ただし、当然ながら画面表示のフォントサイズは小さくなりますので、やむを得ず細かい入力作業を行うような場合には、使用するソフトの設定でズームにしたり、フォントサイズを大きくする等した方が使いやすいと思います。
無線LAN
 出張先には無線LAN環境がなかったため試せませんでした。
 我が家の無線LANは時々PCからの接続が弱くなりイマイチなことで定評があるのですが、2133の場合はその環境下においてもしっかり無線をキャッチして動いているので、多分問題ないのだと思います。
バッテリー
 今回、大容量バッテリー(稼働時間:約4時間)のみ装着して行きましたが、セミナーはまる1日(6時間と少し)あったため、全部のメモを取ることはできませんでした。次回この種のセミナーに行く場合は、小さいバッテリー(稼働時間:約2時間)も充電して持参したいと思います。
 大容量バッテリーを装着すると筐体の下部に大きい出っ張りができるので、カバンに入れるとがさばるのと、あと重たいのとが欠点です。
 また、発熱が結構あるので、夏場に長時間使うのはちょっと辛い面もあります。冷却マットを下に敷く等の工夫が必要かも知れません。
OS
 ハイパフォーマンスモデルなので、Vista Business Editionが入っていました。
 Vistaは起動がもたもたしている(このPCでも例外ではありませんでした)、インタフェースが馴染みづらい等の理由で個人的評価は今ひとつなのですが、慣れるためにあえてダウングレードはせずにいます。まだ慣れきっていませんが、使い込むうちにはきっとルーチンが身体に刻み込まれることでしょう。
 起動後の動作はメモリが2GB積まれていることもあって、遅いと感じたことはありません。現在メインマシンに使っているメモリ760MBのLet's Note(OS:Windows XP Professional)では時々固まりかけるFirefoxも、今のところスムーズに動作します。
 なお、付け加えておきますと、HPの場合はリカバリメディアキットは別売りとなっています。本体に同梱されては来ませんのでご注意ください。

 ――と、色々書いてはみましたが、まだ日が浅いので十分遊びきれておりません。これからまた時間をかけてじっくり使い込んでみるつもりです。

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2008.07.05

ミニノート続報(7月5日現在)

 承前(ミニノート待ち中(物事を悪い方に考える)。

 ということで、この記事の最後に、

何だか「確認の結果、在庫が足りませんので7月中旬発送となります」みたいなオチが待ってそうな気がしないでもありません。

と書きましたが、それが現実となってしまいました(空笑い)。
 久々に私用のメールをチェックしたら(GmailなんでGoogleツールバーから新着チェックできてると思っていたらログアウトしてしまっていたのでチェックが遅れた)、日本HPから「日本納品についてのご連絡」という件名のメールが7月3日に届いていて、そこには、

2008年6月25日にHP Directplusにて正式受注いたしました
「HP 2133 Mini-Note PC」におきましてご注文が殺到し、
欠品となりましたことを深くお詫び申し上げます。

お客様へのお届けは、7月中旬頃を予定しております。

誠に恐縮ですが、正式な納入予定日につきましては確定次第メールにて
ご連絡させて頂きます。

という一文が掲載されていました(太字は筆者による)。
 今回は物事を悪い方に考えておいて正解だったようです。でもネットで検索して、「入手しました」という一般人のレポートが出ているっぽいのを見ると、少々忸怩たるものがあったりもするのですが。悔しいのでそういうレポートを読むのは封印してます。自分、観られなかった舞台のレポート(例えば入手困難な千穐楽公演のレポート等)なんてのは積極的に読みまくって、楽しい思い出をお裾分けしてもらうのを厭わないというのに、実に勝手なものです。

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