のと鉄道の路線短縮
まさか、この3月下旬になってまでセーターを着込むことになろうとは、1ヶ月前には予想できませんでした。
アサヒ・コムより。のと鉄道の路線がまた一部廃止になるそうです。 廃止になるのは穴水-蛸島間。もう10年以上も昔、大学の卒業旅行で出かけた金沢・輪島方面。仲間数名とともに金沢の友達の家に泊まり、七尾で別の友達と合流し、その後輪島温泉へ。その旅で乗車したのが、小さな列車ののと鉄道でした。今はなき輪島駅にあった、次の駅名が「シベリア」と書かれた駅名表示板は忘れられません。着々と進むバス路線への転換は予算上やむを得ないのかも知れませんが、旅情の深さではバスよりローカル列車に軍配があがると個人的には思っています。(実はバスの方が車酔いしやすいというのもあります)
これもアサヒ・コム。民主党の菅代表が、江角マキコさんの参考人招致を要求したそうです。あのCMの作りは確かに居丈高で挑発的で、印象には残るものの視聴者の全面的共感を得たとは言い難い内容でした。また、年金改革関連法案への反対を少しでも有利に進めたい気持ちもわかります。ただ、知略の使い方が小さすぎてみみっちさすら感じられてしまうのはどうかと思うのです。この問題には彼女個人の不注意とか社会保険庁のチェック不足とかだけでなく、元々彼女が勤務していた企業と公的機関との間での引継処理がうまく行っていなかったことがからんでいるわけで。彼女を呼びつける意味がどれだけあるのかが疑問です。
つい最近まで、生活意識の高い一部の国民を除いて、年金は「もらえて当然」であり、個人の手続きに多少の不備があったとしても公的機関でカバーしてもらえるものと信じられていたような気がします。うまく言えないのですが、年金制度を変えるなら、年金料を調整するとかそういうことではなく、もっと仕組みをわかりやすく、さほど生活意識の高くない人間であってもスムーズに年金料を納めることができ、老後安心して暮らせるようなものにしてほしいと願う筆者なのでした。図書館と一緒で、様々な便利なサービスを使うことで得をするのは誰よりも利用者自身なのですから。
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