【書籍紹介】ふたつのスピカ 第6巻
仕方のないことだとわかってはいるのですが、自分が水面下で一所懸命努力してきたことが様々な事情から十分に結実せず、しかもその「十分でなかった」ことを人から非難されるとかなりつらいものがあります。それはもう、自分の無能ぶりに生きてるのが嫌になるぐらいに。きっとそれを飲み込んで生きていくのがオトナのやり方なんでしょうけれども、つらいものはつらいですね。というわけでしばらく筆者の心は須藤真澄さん描くところの『ミナソコ姫』のごとくふわふわと水底にいる予定です。
最近救いだったのは、4月14日の記録に書いた件で当事者同士がきちんと話し合ってくれたこと。またバトルはあるかもしれませんが、同じ職場の者として手助けできるところはしながらゆっくり経過を見守っていきたいなと思います。
『ふたつのスピカ』第6巻読了。何だかマリカの成長物語の要素が強まってきてますが、これまでの5巻分と同様アスミに関わる人々の人間模様がせつなく心に染み入ります。ライオンさんとその親友のお話が涙腺に与える影響は最強です。ところでシュウくんの妹の名が「さくら」ちゃんというのは、やっぱり元ネタは寅さんなのでしょうか?同じ勘当息子ということで。(^_^;) まあ、兄が「秋」なので兄妹合わせて「秋桜(コスモス)≒COSMOS」で、宇宙好きだったおじいちゃんあたりが命名したのが真相だろうとは思いますが。
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