家具調テレビ
火曜日の@nifty:デイリーポータルZの特集は「建築模型を作る~思い出の家編」でした。
Excelで家のペーパークラフトを作るためのテンプレートが売られている、という事実も面白いのですが、それより筆者が気になったのはライターさんの旧宅の写真に登場する家具調テレビです。全体が木目調に仕上げられていて、スピーカーが画面の下についており、4本足を持つテレビを勝手にそう呼んでいます。
このテレビ、我が実家にはなかったはずです。祖父母の家にはあったような気がします。実家のテレビは筆者が生まれた頃から14型ぐらいの回転チャンネル式のもの(ぎりぎりでモノクロではない)がずっと使われていましたが、小学校2年か3年の頃、ボタン式チャンネルのついた前面がグレーのものに買い換えられました。このボタン式テレビはかろうじて側背面は木目調でしたが、家具調というにはほど遠いものでした。以後、実家に家具調テレビがやってくることはありませんでした。
そんなわけで、筆者にとっての家具調テレビは「おじいちゃんの家かドリフのコントの世界に存在するもの」であり、それゆえにリアルな皮膚感覚の薄いバーチャルな、でも温もりのある懐かしさを覚えるのでした。音響機器には「音聴箱」(実はちょっと欲しい!)のように懐かし趣味のものがありますが、ああいうテレビはきっと売っていないのでしょうね。
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