青山ブックセンター閉店
obaさんの読書日記やG.C.W.さんの愚智提衡而立治之至也で知ったのですが、東京都内を中心に店舗を構えていた書店「青山ブックセンター」が7月16日の営業を最後に閉店してしまったようです。【読売新聞の記事】
この書店にはたぶん入ったことがありません。あるとしても少なくともはっきり目的意識を持って行ったことはないです。なぜなら、お店のあった主な地域―六本木など―に立ち寄る用事がなかったから。唯一新宿方面には、家族の関係で比較的出向く頻度が高いのですが、たいていは紀伊國屋書店(JR東口または南口の)あたりで用事を済ませてしまい、ルミネ店に出向くことはありませんでした。
それでもここの書店は深夜営業をしていること、洋書などの独自の品揃えを特長としていることなどで有名だったので驚いています。きちんと収益を出していかないと「独自性」だけでは生き残れない、というのは当然の結果なのかもしれません。上記G.C.W.さんの記事でも図書館との関連性が指摘されていましたが、筆者の勤務先である専門図書館も特殊分野の情報の品揃えで生きているようなものです。書店も図書館も、独自であることに甘えすぎて担当者の自己満足で終わるような情報の品揃えを行っていては、いつか利用者に見放されてしまうということなのでしょう。
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