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2004.08.29

図書館系同人誌

 某同人誌即売会(通称夏コミ)から早2週間が経過しようとしております。時期が大変空いてしまいましたが、今回購入した図書館系(一部違うのも混ざってます)の同人誌をご紹介したいと思います。


『秘書のお仕事』(サークル名:麒麟館)

途中空白期間はあったものの、足かけ15年はここの発行誌を入手し続けています。実は友人がやっているサークルなのですが、義理抜きで面白いです。
図書館物の本は、とある市立図書館の分館を舞台に司書の20代女性3人組と担当係長(苦労人の男性)と大学生のバイト君の日常をちょっと毒入りで描いた『図書館のおねーさん』シリーズ(既刊7巻)と、同シリーズの主人公の友人(女性)が勤務する大学附属図書館医学部分館を舞台にした番外編『図書館のおねーさん 番外編・大学図書館編』(既刊3巻)が発行されています。いずれも4コママンガです。
作者は公共図書館業界の方ではないので、少なくとも本編については全面的にフィクションの筈ですが、以前の巻に登場した担当係長の台詞「図書館の女性はすべて例外なく気が強い」は限りなく真実を突いていると膝を叩いた覚えがあります。
今回の本は図書館物ではありませんが、大学医学部の基礎医学研究室の大胆不敵な秘書コンビを主人公としており、『大学図書館編』と同じ世界の物語のようです。次回は冬コミ(スペースが取れれば)で『図書館のおねーさん 8』発行予定とのことですので気長に待ちましょう。


『図書館のおねえさん』(サークル名:お菓子のやま)

以前コメントでも紹介しましたが、こちらは現在、この春正式開館したばかりの某公共図書館にアルバイトとして実際に勤務されている女性が執筆されているエッセイマンガです。あまり毒もなくほのぼの可愛い系ですが、可愛い分現場の生々しさがこれでもかと伝わってきます。「もっとリアルに描いてくれ~」と思うエピソードがすっと流されていて若干の不満はありますが・・・。
例えば舞台になっている図書館ではICタグが全面的に導入されているそうですが、カウンターで正常に貸出処理されているにも関わらず出口でBDSに引っかかってしまうというトラブルが発生したというエピソード。どういうシステム上の理屈でこのエラーが起きてしまったのか、図書館屋としては気になるところです。しかしそれを微細に描いてしまうと万人が楽しく読めるマンガではなくなってしまいますね。(^_^;)
この夏発行された『おねえさん』のVol.1には正式開館以降のエピソードが収録されていますが、正式開館前の準備室段階のエピソードが準備号として過去に何冊か発行されたようです。今回は直近の準備号1冊しか購入しませんでしたが、次回このサークルを見かけたらぜひ新刊とバックナンバーを揃えたいと考えています。

 今回入手したのは以上の2誌でしたが、このほかにも公共図書館系とおぼしき内容のサークルを1、2カ所カタログで見かけました。そちらはあまり食指が動かなかったのですが、次回余裕があればもう少しきちんとチェックしたいです。

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コメント

 え、コミケに来てたの?うちの本も買ってよ(図書館系ではありません:笑)。

そんぴさん、いらっしゃいませ。
コミケはもしかして3日目に参加されていたのでしょうか?よろしければサークル名などお教えください。

そちらのWebも拝見いたしました。
写真集のなりきりピカチュウカーに笑わせていただきました。
あれならうちのボロ車でもできそうです。(黄色くないけど)

ちなみに公式のピカチュウカーというのもあるようです。詳細はこちらへ。

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