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« 台風22号来るー!! | トップページ | R.L.ギトラー氏逝去 »

2004.10.13

子どもの頃、図書館がなかった。

 ここ2日ほど、実家に出向いているため更新が滞りがちになっています。
 一昨日は「つくば科学フェスティバル」をうろついてきました。土曜日に台風22号が襲来したため、本来土・日2日間開催のところ1日のみの開催になったためか、会場のつくばカピオは子どもたちで満載になっていました。皆楽しげに紙飛行機を作ったり、硝子に樹脂シール加工をしたり、果物の糖度をはかったりと実験していました。ふと自分を振り返って、さて子どもの頃こんなに楽しく実験していたでしょうかと考えました。思い起こすと、実験の過程を知ることは楽しかったにもかかわらず、実験そのものは生来の不器用さのためどうもイマイチうまくこなせず消化不良だったような覚えがあります。
 図書館も自分にとって同じようなものかも知れないなと思います。子どもの頃田舎町に暮らしていたこともあり、周囲にはおんぼろな町立図書館と小学校の図書室ぐらいしか図書館はありませんでした。小学校の図書館で司書の先生に利用指導も受けたし、図書委員までやったけれど、図書館そのものをじっくり楽しんだという記憶はありません。例えば自分が児童担当図書館員のバイブル(?)『ナルニア国ものがたり』を知ったのは大学生になって図書館プロパーな友人に出会ってからのことです。
 中学校の図書室は校内暴力華やかなりし頃で鍵がかけられていました。高校の図書室では、本も読まず友だちとだべるだけで過ごしました。大学で不真面目ながら図書館のことを一応勉強しましたし、その勉強はそれなりに楽しかったのですが、何だか心理的に全く図書館に近づいたという気がしませんでした。そして現在、勤めているのは図書館の筈なのに、心境はあまり変わりません。
 思うに、図書館を思う存分楽しんでかみくだいて消化することのないまま大人になってそれを職業としてしまったということがその心理の原因なのかもしれませんが、真実はよくわかりません。誰かに分析していただきたいものです。

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つくばエクスプレスに乗るのが目的で、つくば市まで行ったのだが、せっかくなので地元のイベントであるつくば科学フェスティバルを見物してきた。 [続きを読む]

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