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2004.11.05

地震・図書館つれづれ

 朝、連れ合いの使っているプラスチック製ヘアブラシのブラシ部分と軸部分が綺麗にまっぷたつに折れてしまいました。つい2、3ヶ月前には私が6年来愛用していたヘアブラシも、床に落として同じようにぽっきりと折れたばかり。それまで何の支障もなく使っていた割と頑丈なプラスチック製品がいとも簡単に壊れたことにびっくり。プラスチックの強度ってそんなものだったでしょうか。

 ところで、新潟県中越地震についてです。地震のことはせめて義援金ぐらい送ってからここで触れよう・・・と思っていたのですが、どうも本業に追われてなかなか振り込みに行く余裕がありません。

 現地図書館の情報については、G.C.W.さんのblogで提供されている情報の他、現地の学校図書館司書の方のblog「きょうもつんどく中ココログ版」などで細々とチェックを続けています。まだまだ現地ではつらい状況が続いているようです。

 小千谷市の避難所になっている市立東小千谷小学校の体育館に、同校校長室の蔵書が提供された図書コーナーが設けられたというほっとするニュースもありました(毎日新聞)。うんうん、やっぱりこんな時こそ本だよな、と思う一方、安全確認が済んでいないため入室できないという同校図書室の他、被害を受け休館状態となっている現地図書館の一日も早い復旧を願うばかりです。

 図書館とちょっと切り口の違う記事としては、本日(11/4)の新聞数紙(朝日新聞夕刊、日本農業新聞など)で「農業用のため池が土砂をせき止めたことにより、下流の土地が土石流の被害を免れた」という農業工学研究所の調査結果が報道されています。元ネタのプレスリリースはこちら。農家の日常において何気なく利用されている施設に思わぬ効果があったとは。たかがため池とあなどってはいけない、と思ったら、「ため池整備指針」(土地改良事業設計指針「ため池整備」)なる、国営土地改良事業によって実施する農業用ため池改修の設計のための指針が平成12年2月に制定されているのですね。この指針でため池を作る際の耐震性についても基準が定められていて、今回土石流をせき止めたため池についても今後この基準に沿って改修されることになりそうです。「公共事業」という語にはどこかマイナスイメージがつきまとっていますが、こういう調査研究や公共事業だったら大いにやってほしいものです。

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コメント

きょうもつんどく中ココログ版の作者です。
拙いページを見てくださってありがとうございます。

…東小千谷小学校ですか。私の職場はそこの隣にあります(知っている人にはバレバレですね)。校長先生、ええ、存じ上げております。そこで給食を食べたこともあります。その記事は私にとってはプレッシャーですが(笑)。
うちの職場の図書館は1階にあります。木製書架を使っていたせいか、書架の破損も最小限で済みました。月曜日から生徒が登校しますので、バス待ちの生徒のために、少しの時間だけですが開放します。

本音は「余震が怖い」ですが、前に進まないことにはどうにもならないので、頑張っております。

こっちの方からもトラックバック貼っておきます。

こちらへのコメントありがとうございます。
生活が少しずつ元に戻っていく一方で、被害が大きすぎて復旧まで時間のかかりそうなライフラインもまだまだ多いのでしょう。安心感といらだちとが錯綜する地元の様子が、そちらのblogやリンクされているサイトからも伝わってきます。
ニュースを見ながら、道路とか鉄道を早くもっと何とかしないと雪が降っちゃうよぉ、と、遠く関東からただ気をもむばかりです。
来週からは生徒さんが登校されるとのこと。まだやることはたくさんあるかもしれませんが、頑張りすぎず、じっくりと日常を取り戻されることを願っております。

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