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2004.11.09

マイクロフィッシュの使い方(暗黒篇)

 うちの図書館にはマイクロフィッシュリーダプリンタがあります。このリーダプリンタにフィッシュをセットして画面に映し出すことはできますが、なぜかプリントアウトすることができません。プリンタのペーパフィーダとおぼしき部分に紙をセットしても紙が送られません。そもそも説明書が行方不明なのでそれが正しいペーパフィーダなのかどうかすらわからないというていたらく。(^_^;)
 「リーダプリンタの使い方ぐらい学校で教わらなかったのか?」と言われそうですが、学生時代不真面目だったためか教わった覚えがありません。なぜかマイクロフィッシュそのものの制作実習というのはありましたが。確か湿式コピーのようなもので原版を作成し、そこから焼いたように記憶します。
 ・・・それは置いといて。自分がこの図書館に着任して数年、幸いにもフィッシュの読み取り依頼はほとんどありませんでした。しかし最近立て続けに職場内から読み取り依頼があり、真っ青に。苦肉の策ではたと思いついたのが、課の共用PCにつないであるフラットベッドスキャナでした。そうだ、このスキャナならフィルムなどの透過原稿が読めるかも!?
 早速大判フィルム用の読み取りユニットにフィッシュを無理矢理はさみこみ、ネガフィルム読み取りモードに設定し、16bitグレースケール・2400dpiでスキャンしたところ・・・おお、ばっちり読めるではないですか。スキャンした画像を一時保存し、雑誌の原寸の紙幅にプリントアウトすると、多少背景が灰色がかっているものの、元が丁寧に作られたマイクロ写真であるだけに、十分利用に耐える画質で出てきました。依頼者にプリントアウトをお渡しして処理完了。
 しかしこの行為は著作権法的にはかなりグレー、というか黒いと思います(スキャン画像をすぐ捨てているとは言え・・・)。また、大判フィルム用ユニットに無理にはさむことでフィッシュに傷が付いた可能性もあります。よい子はあまり真似しない方がいいでしょう。さて、近所にうちのと同じリーダプリンタと説明書を持っている図書館はないかしら?

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コメント

フィッシュそのものの制作授業の時についでのようにリーダーを使った記憶があります。でもリーダーによって使い方が違いますし、その程度で「使いこなせ」と言っても無理だったかと。(笑)
ついでにその授業、選択科目でありませんでしたっけ?必須でした?何となく「印写工学概論」のイメージがあるのですが…。
何分10年以上前の事なんで記憶は曖昧です。

いくらなんでも授業でフィッシュの作り方だけ教えておいて使い方を教えてないわけはない、と思ってましたが、そうですか、やはり私が不真面目だっただけかも。(^^;)
ちなみにTJ大でフィッシュの制作実習があった授業は、I谷先生かK岩先生かいずれかお一方が担当されていたと思います。選択科目だったのは確かなんですが、科目名はさっぱり思い出せません。「印写工学概論II」か「マルチメディア組織化論」だったかな?最近とみに物忘れに加速度がついてきてます。

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