『図書館雑誌』2005年2月号(その1)
ココログのログイン画面に、IEからはすんなりアクセスできたのに、FireFoxでアクセスしようとすると固まってしまいます。何故?
本日連休3日目。熱はないものの風邪気味のため、家に引きこもって過ごしました。何だか損をした気分ではありますが、休んだおかげで風邪は落ち着き始めています。
昨日は地元のケーブルテレビの受信用チューナーを、デジタル放送対応のものに交換してもらいました。デジタル放送の映像の綺麗さに感嘆の声を上げると同時に、今までのテレビがそれら映像を十分に表示できていないことに気づいてしまい愕然。何しろデータ放送の細かい文字がちゃんと見えないのですから。家のテレビは29型と決して小さいサイズではないのですが、横長サイズにすると画面の縦が8割ぐらいになってしまうので、影響が大きいです。
さて、本題です。これも昨日の出来事ですが、『図書館雑誌』2005年2月号(99巻2号)が自宅に届きました。ニュース欄にスマトラ沖地震・津波に対するIFLAの支援アピール等の翻訳が掲載されていた他、スマトラ沖大地震・大津波被災文化遺産救済支援五人委員会アピールが掲載されていました。
特集は「Webによる図書館サービスの可能性を探る」。上田修一先生による緒言が掲載されていましたが、1点だけ突っ込ませていただきますと、『インターネットで情報探索』(戸田慎一[ほか]著. 日外アソシエーツ, 1994.11)に掲載されている、インターネットでOPACを公開していた日本の図書館として、大学図書館7館がリストアップされていますが、“Jump to Library! (In Japan)”に併載されている国内OPAC公開の記録によれば1994年7月の時点でもう1館OPACを公開しているはずなので、実際には1994年11月時点のOPAC公開館は8館というのが正しいと思われます。もっとも、上記の本が実際に市場に出たのは奥付けの発行年月日より1ヶ月程度早いと思われますので、校了時に間に合わなかったのかも知れません。
この特集では、他に大庭一郎先生の「日米のデジタルレファレンスサービスの動向」が気になりました。メールあるいは質問フォームでのレファレンスを受け付けてくれ、また、レファレンス事例を蓄積公開してくれる図書館というのが本当に増えたんだなあ、と思います。筆者の職場では、文献探索など普通のレファレンス以外に、専門家の知識やアドバイスを直接要求するような質問(この場合図書館員の介在する余地はほとんどない)も多いので、どこまでをレファレンス事例とみなすかは非常に難しい問題であります。もっとも、専門家が頭の中の知識のみでそらで答えた場合はともかく、何らかの資料を引用して回答した場合はその資料名を記録しておくだけでも随分後から役に立つことでしょう。
『図書館雑誌』ではあと2点ほど気になる記事が見つかりましたが、それについては別記事にて。
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