フランス国立図書館責任者、Googleに反発
MonNikki(2005年2月23日付け)経由の情報です。GoogleがWikipediaとの提携を望んでいるとの記事が、google-blog.dirson.comに掲載されていました。Wikipedia側もそんなに悪い反応は示していなさそうです。
一方で、ITmediaニュースに「Googleの蔵書デジタル化計画に偏り? フランスから反発の声」という記事が掲載されていました。記事にあるフランス国立図書館の責任者の方の発言に見え隠れしている、ヨーロッパ圏以外の文化に対する偏狭さは気になりますが、一つの大国が世界の文化を飲み込み支配することに対する危機感については理解できます。Googleの良いところは、利便性を追究する一方で、例えば検索メニューの表示言語としてクリンゴン語を用意するなど遊び心を忘れないところだと思います。直感でしかありませんが、仮に事業拡大の結果そうした遊び心が失われたなら、その時点でGoogleはGoogleでなくなるのではないでしょうか。Googleにはくれぐれも初心を忘れずにいてほしいものです。
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