地震など雑感
既に20時間ほど前となりますが、昨日の早朝、茨城県南部で観測された震度5弱の地震(スポニチなど)に遭遇しました。とりあえず一寝入りして完全に夜が明けてから室内をチェックしましたが、高いところに積んであったCD類が床に散乱していた以外は特に目立った被害はありませんでした。後は食器棚の中身が少しずつずれていた程度。これが震度5強以上の強い揺れだったらと思うとぞっとします。もっと恐ろしいのは室内の一部が何の被害も受けていないにもかかわらず地震で物品が崩落したかのような様相を見せていたことですが(笑)。
電車や高速道路が止まるなどして全国ニュースで報じられたためか、離れて暮らす義母や、高齢の祖母からも珍しく電話をもらいました。出勤間際でなければもっとたっぷり話をしたかったところですが断念。そんなこんなで遅れめに出勤した職場では既に上司が書架の被害点検を済ませてくれていましたが、やはり目立った被害はなかった様子。見回りに来た電動書架納入担当の業者さんにも、「いや、丈夫な書架です!」と調子に乗って褒めちぎってしまいました。整理整頓と言う語から最もほど遠く(情けない・・・)職場内最大のデンジャラスゾーンと目された自分の机も無事で何より。
今回の地震では多くの親族や友人から心配をいただいてしまいましたが、上記の通り生活を脅かされることもなく無事に過ごすことができています。地震プレートの真上、いえ日本に住んでいる以上いつかは「その瞬間」に直面する可能性が極めて高いにもかかわらず、さて自宅室内が安全な状況かと言うと疑問符が生じまくりです。
家の中は少しずつ何とかするとして、では職場たる図書館は災害に備えて、また不幸にも災害に遭ってしまったらどうしたら良いか?についての有用な文献リストが、先日こちらにもトラックバックをいただきましたが東京の図書館をもっとよくする会さんの記事「図書館と災害…図書館における災害対策関係資料(稿)」にまとめられています。とにかく情報量がすごいですが、まずは日本語文献から当たってみるだけでも勉強になりそうです。
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» 商人の自伝に記された大正関東地震 [梟の森]
「自伝抄録・祖父の肖像」より、関東大震災の記述(抜粋)。 『………私の付近では潰 [続きを読む]
地震、とりあえず大丈夫そうでほんとうによかったです。つくば、と聞いたので、MIZUKIさん大丈夫かな~と思いながら、ニュースを聞いていました。お見舞いメッセージ遅くなってごめんなさい。本当は、首都圏の方が地震ってもともと多かったんだもんねぇ…。
こちらは雪も一段落。今日、出張で行った雪深い南魚沼市は、道路の雪の壁を除雪機で崩して、トラックで大量の雪を川に運んで捨てる…といった作業があちこちで行われていました。
投稿: かんちゃん | 2005.02.17 20:41
お見舞いありがとうございます。
ほとんど地震の被害というのを受けなかったにもかかわらず、夕べ、夜更かしの後ふとんに入り夢うつつになった時ふと、「また揺れたらどうしよう」という恐怖に襲われ、一瞬ですが屋外の音に耳をそばだてて、やっと眠りかけたらまたうなされる、という体験をしました。以前「つんどく中ココログ版」に余震の恐怖についてのお話を載せられていましたが、その怖さが少しだけ体感できたような気がしました。
新潟も雪の峠を越したとのこと、あと一ヶ月半もすれば雪解けですね。今年ほど待ち遠しい春もないのでは、と思います。
投稿: MIZUKI | 2005.02.17 22:29