別れと出会いの季節(PC編)
土曜日に、2週間前から修理に出していたPCが戻ってきました。マザーボードもHDDも交換されて、以前とは見違えるように軽快に動作するようになったPC。しかし、OSがWindows Meであること、CPUも4年前のもので既に時代遅れになっており、このまま使い続けたとしてもまた同じ結末が待ち受けているであろうことから、かねてから考えていたとおり新品のPCに買い換えることにしました。
翌日曜日、中古PCの買取を行っている店舗を巡りました。1ヶ所目では目当ての新機種が置いていなかったため、2ヶ所目の、古いPCを昨日まで修理に出していたお店へ。そこには目当ての機種の在庫があり、また、古いPCの見積もり額も、他の店のネット見積もり額から想像していたよりやや高めであったので、結局その店で古いPCを里子に出すとともに新しいPCを購入して帰宅しました。古いPCの引き取り額は、ちょうど新しいPCに増設したメモリの代金と同じかちょっと多いぐらいでした。
古いPC―CASSIOPEIA FIVA MPC-206は、2001年4月の初めに、前に使っていたWindows95 PCが使用に耐えなくなったことを機に筆者の手元へやってきました。小さくて可愛らしいCASSIOPEIAから発信されるEmailは当時単身赴任だった筆者と留守宅を結び、また、留守宅への一時帰宅時には職場との間を結ぶマストアイテムでした。それから4年、この小さなPCは本来の目的であるモバイルマシンの役割を逸脱し、単身生活を終えた筆者のメインマシンとして、仕事の書類作成に、Web更新、画像編集にと酷使され、HDDから悲鳴を上げながら実に良く働いてくれました。せめて今度は、酷使せず本来の目的でおとなしく利用してくれるユーザさんに巡り合えますように。
ちなみに新しいPCは Let's note W2 で、またもやノートPCです。今のところ音も静かで、本体にマルチドライブを装着している割には重量もさほどではなくていい感じです。そして何より、MeというOSの重さに慣れた身からすると、XPの動作は実に軽快に感じられます。いつかはこの子とも別れが来るのかも知れませんが、せめて無茶はさせず大事に使って行きたいと思います。
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