サリナス市公共図書館、存続へ
当ブログ2005年1月18日付け記事「米国サリナス市公共図書館の閉鎖について」で触れた同図書館が、「市当局者は7日、当面の運営資金を確保できたとして、図書館を存続する方針を明らかにした」(Yahoo!ニュース記事(時事通信提供)より)ということで、閉鎖を免れることになったそうです。
図書館が懸命に募っていた寄付が実ったのか、図書館友の会が行った本のバザーが功を奏したのか、あるいは「「『図書館がないのは文豪(注:スタインベック)の町として恥』と存続を訴え」る市民の声の大きさに市の予算方針がひっくり返ったのか、どんな事情なのかはわかりませんが、存続が決まったのは良いことです。そして、市民が「存続する価値がある」と判断して奔走してくれる図書館の何とうらやましいことか!例えば国立国会図書館長の給与が、恐らくそうした高い報酬をその官職が受け取っていることのそもそもの意味を十分議論されることもなくあっさり削減されるという、日本での図書館の位置づけと比べると、雲泥の差があります。
(参照ニュースソース)
図書館、一転存続へ=文豪スタインベックの故郷-米加州【Yahoo!ニュース】
こんな図書館でありたい【DORAの図書館日報】
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