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2005.08.05

半端カタロガーのつぶやき

 職場の夏休み子ども向けイベント対応に追われたり、暑さにうだったり、暑気払いと称するあちこちの飲み会に顔を出したりしているうちにいつの間にか8月になっていました。特に子どもへの対応は、普段子どもとのふれあいがないことや、元々社交的な人間ではないこともあって、気づくと結構神経がすり減ってます。買い物に行くとよく、小学校入学前の子どもさんを2人も3人も引き連れている(しかも1人は乳母車乗車など)お母さんを見かけますが、世間のそうしたお母さん方を改めて心から尊敬するのは、様々な子どもに向き合って自分の心臓が汗をかいている、そんな時です。

 さて、そのような合間にも時々図書や雑誌の受入作業を行います(新着だけでなく遡及入力もあり)。大抵は書誌データが目録システムに登録済みですが、たまにないものもあるため、そうすると書誌の作成を行う必要も出てきます。筆者のカタロガーとしての知識はかなり半端なので、コーディングマニュアルをちらちら見つつもたもたと作業に励むのが通例です。そうしたカタロギングの街で見かけた書誌情報源(雑誌)の実例。

昭和X年度の誌名:○○試験成績書
昭和X+1年度の誌名:○○栽培試験成績書
昭和X+2年度以降の誌名:○○栽培試験成績概要

 ちなみに上記の雑誌、責任表示は同一です。しかも内容的に明らかに変遷関係あり。誌名が別なので全部別書誌を作らなければなりません。作業そのものが難しいわけではありませんが、ちょっと手間がかかります。しかも雑誌によっては、責任表示の記述方法も毎年少しずつ変化していたり、また、情報源が表紙しかなかったり。
 こうしたパターンは実はうちの図書館で所蔵している雑誌にはよくあるのですが、見る度に「大概にせえ」「もっと考えてから出版しろ」「今時同人誌だって奥付ぐらいついているぞ」と心の中でつぶやいております。

 でもそんなセリフも図書館で働けているからこそ言えるのでしょうね。できることならずっと図書館に関わっていたい、と思いつつ、今の職場に来てからの年数や、自分の年齢を考えると、本人の意志にかかわらずきっとそうさせてはもらえないんだろうな、と考えると少しせつないものがあります。

 以上、脈絡のないたわごとでした。図書館業界用語がてんこもりですがご容赦下さい。

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