柏市に千葉県初の子ども図書館設置計画
正月ボケ頭のリハビリ投稿です。
柏市、千葉県初の「子ども図書館」・沼南庁舎利用(NIKKEI NET)
以前このブログの「柏市立図書館のこと」でも触れた、旧沼南町「図書館を考える会」の元代表の方が『図書館雑誌』に寄稿されていた記事に、合併で町は消滅したが地区館の設立は実現に向かいつつある、と記されていましたが、それがこのように形になったということなのかも知れません。
中間報告案の本文に、床の荷重制限の問題から「図書館利用する場合3段程度の低書架とするなどの配慮が」「3段程度の低書架が望ましい」等々と繰り返し書かれていたので、もしかして低書架にする必要があったから子ども図書館にしたのか?と穿ってしまいましたが、それだけが理由ではないでしょう、きっと。
ともあれ、今回の件では既存の財産を市民に有効利用してもらうために、自治体がきちんと向き合っている姿勢が見受けられて好感が持てます。筆者は柏市民ではないので残念ながらここを利用することはないでしょうけれど、ああ、柏の図書館行政は決して死んではいなかったんだな、とうれしくなりました。次はあの老朽化したという本館も何とかなると良いのに、とつい欲張ってしまうのは悪い癖です。
柏市沼南庁舎整備方針検討委員会中間報告案に対する意見を募集(柏市役所サイト)
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