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2006.11.21

慶應大・共立薬科大の合併

 図書館総合展を回るため、ちょっと早めに横浜にやってきています。こんな早い時刻に横浜にいるのは初めてなので、参加する予定のフォーラムやプレゼンの開始時間まで、どこから会場を回ろうかと考え中です。

 さて、昨日ニュースになったこの記事。

 asahi.com:慶応大と共立薬科大、合併へ 08年4月めどに - 暮らし

 薬学部のように手に職が付けられて人気のある学部で、ましてや薬剤師養成実績の高い大学であってもこのような合併を考えなければならない、という少子化の深刻度を、このニュースで改めて思い知りました。

 また、そういえば慶應大に医学部はあっても薬学部ってなかったんだなあ、と惚けたことをまず考えました。文系だったもので、どこに医学部や薬学部があるとかそういうのはあまり意識したことがなかったというのもあります。実際、共立薬科大の薬剤師養成実績の高さというのは、今回のニュースで初めて知った次第です。
 しかしながら、そもそも一応司書の勉強をする為の学校を受験して入学したというのに、慶應にライブラリー・スクールがあるという事実を知ったのは受験生活が完了してからだった、という事実もありますので、単なる物知らずかも知れません。
#仮に知っていて受験したとしても、そもそも入れなかったとは思いますが(^^;)

 共立薬科大は合併によって慶應の一学部となります。OBの方から見ると、合併しても校風は消えないで欲しいという想いがあるのではないかと考えますが、そこはどうしてもひとつの学校としてやっていくことになるので、どこかで折り合いを付けることになるのだろう、と、母校が大きい大学に合併されたことのある者としては思いを巡らせます。

 慶應にも医学部の伝統がありますし、共立薬科大も他大学の医学部や大規模な総合病院との交流が豊富のようなので、そこはスケールメリットというんでしょうか、カリキュラムにお互いの交流ネットワークを幅広く活かしていただきたいですね。ネットワークと言えば、ドメイン変更など所謂ネットワークの調整やシステム統合もあるでしょうし、これから色々クリアしなければならない問題や山積みであるとお察しします。図書館屋としては、個人的に図書館システムの統合なども気になったりします。まだ道のりは長そうです。

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