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2006.12.02

火消しの花

 「Webやぎの目」のやぎポエム経由で、火消しフラワーという商品がまだ売っていたことを知りました。天ぷら油が発火した時に天ぷら鍋に突っ込んで消火するアレです。
 自分が小学生の頃からある商品ですが、昔はもっと造花造花した、原色のバラとかチューリップとか、そういう花をかたどっていたように思います。いつの間にこんな白いカラーという上品な花になったんだろう?
 しかもサイトの写真を見ると、今や花瓶にすら挿してもらえていないのですね、火消し花。まあ、主に台所という場所で使われることを考えると、この場所で待機させておくのが正解だと思います。花瓶に挿しておいて火が出た時あわてて花瓶をひっくり返すという二重災害も防げますし。

 火消し花、気になったけれど別に欲しいわけではありません。そもそも天ぷら自体年2、3回手作りすれば良い方ですし。買うより作った方が美味しいのは存じておりますが、私的には手間をいとわない心と、時間の余裕がないと作れない種類の料理です、天ぷら。
 一度だけ、中華の炒め物調理中、火力を上げすぎて換気扇のフードカバーに引火し、肝を冷やしたことはありますが、ああいう場合も火消し花は有効なんでしょうか。「油の界面に膜を作り、空気を遮断することで消火します」(商品説明より)ということは、油を張っているわけではない炒め物には効かないような気がするんですが。

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