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2006.12.15

図書館と喫茶店は兄弟だった。

 12月13日のニュース。
 「都電」図書館 姿消す 老朽化と利用者の減少で 越谷 「時代の波…少しさびしい」(WEB埼玉(埼玉新聞))
 埼玉県越谷市南越谷3丁目の「南団地こども図書館」。どこかで見たことがあったぞ、と思って手持ちの資料を確認したら、やはり載っていました、『都電が走った街今昔』(JTBキャンブックス)の巻末に。都電8000形8125の転用だったそうです。この本を買った当時、電車の図書館っていいな、子供たち、うらやましいな、と思った記憶があります。寂しいけれど、今はきちんとした建物の図書館も出来て久しいようですし、車両も老朽化してしまったということで、やむを得ない流れなのでしょう、きっと。

 元記事に「(都電8000形の)車両が現存していたのは珍しかったという」とあったので、では他に現存している、8125の兄弟にあたる8000形は?と思い、同じ本のページを見ると、唯一8053が喫茶店として千葉県八千代市に保存されているという記載がありましたが、店の名前の後ろに「跡」と書いてあったのに不安を覚え、「都電 8053」のキーワードでGoogle検索。
 大丈夫、ちゃんと現存していました。何度か経営者は替わったようですが、現在は“TRAIN CAFE”として営業中のようです(参考:1)TRA in CAFE 都電8053号、2)naomi's room)。お店のブログもあります(TRAIN CAFE)。図らずも8000形の兄弟達の最後の生き残りとなってしまったわけですが、これからも電車のお店にお客がやってくる限り、そして車体の保つうちは細く長く続けてほしいと思います。一度行って、ここでコーヒーを飲んでみたいなあ。

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コメント

こういう話いいですねぇ^^行って見たいです~

実は路面電車、かなり好きだったりします。小さな子(車両)が街中を走り回っているさまが健気で何とも……(*^_^*)。

図書館だった子は時代の流れの中で役目を終えてしまったけれど、きっと良い余生を送らせてもらったのだろうと思いました。
TRAIN CAFEとして働いている子も、有為転変はあったものの大事にしてもらっているようなので、これからも素敵な余生を歩んでもらいたいものです。

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