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2007.07.18

読んだ本の備忘手段

 最近、ITmedia Biz.IDに載っているLifehackネタに時間の許す限りは目を通してツッコミを入れるのが密かで小さな楽しみです。7月14日付けの

“PCで仕事”を速くする:第9回(番外編) 読んだ本を忘れない5つの方法 - ITmedia Biz.ID

の記事には、

  1. 本文の脇に線を引く
  2. ページの上隅を折る
  3. ポスト・イット(のり付き付箋)を貼る
  4. ノートに書き留める
  5. 表紙を写真に撮っておく

の5つが読書中の備忘手法として紹介されていましたので早速ネタにしてみます。
 このうち1、2は自分的には論外です。仕事用の資料に蛍光ペンで線を引くことはありますが(その時もモノクロコピーに写らないよう、必ずイエローで引く)、個人用の資料はどうも汚すのが嫌で、線引きもドッグイヤーも駄目なのです。仕事用の資料でも、プリントアウトホチキス止め資料ならともかく、ちゃんと業務用に共同購入している雑誌に堂々とボールペンで(!)傍線を引いた上で回覧されると殺意を覚えます。
 もっとも、作家の井上ひさしさんの蔵書を元に運営されている山形県川西町の「遅筆堂文庫」は、作家が付与した付箋やメモや傍線をあえてそのままにしているそうですが、あそこはまあ、公共図書館であると同時に名作を生み出した作家の息づかいを肌で感じる場でもあると思うので、例外中の例外で良しとします。
 3は筆者もよく使う方法なのですが、はてブの上記記事のコメントに、図書館の本に付箋紙を貼ると糊が残って虫食いやカビや紙魚の元、というのがあって、ええっ!?という感じです。上の記事に紹介されている「ポスト・イット フラッグ 丈夫な見出し」なんて、いかにも糊がべっとり残りそうで大変やばそうなんですけど。個人的にあのいかにもケミカルそうな糊は、虫が食うよりは書籍用紙が劣化するんじゃないか?という不安の方が大きいのですが、要は数十ページに渡りベタベタ何十枚もまんべんなく貼りまくるとか、あまつさえ貼りっぱなしで返却するとかそういうことをしなければOKなんだと思います、きっと。
 4は時々やります。このブログもその媒体の一つ。ただ、最近書き残す程本を読めていないのですが(^^;)。ノートはどちらかと言えば観劇メモを残すことの方が多くなってきていますし。
 そして問題は5。そこまでしたい本というのに滅多に出会ったことがありません。買って一度読んだ本の書影は割と頭にインプットされていますし。本棚.orgあたりが記憶補助装置と言えばそうなのかも(参考:MIZUKIの本棚)。ただ、本棚.orgに入れている本って、自分あるいは家族が購入したものであって、そう言えば図書館で借りた本って入れていません。そもそも市の図書館自体年1、2回行けば良い方なので、図書館で借りて読んだ本自体少ないのですが、借りた本ってどこか記憶が心許ないのは事実。図書館サイトの所謂マイライブラリー機能って使ったことがないのだけど、そういう現実を考えると、書影付きで自分の読書履歴が取っておけたりするのは便利かも、と思います。しかも自分が人に晒しても良いぞ、と思った履歴だけ公開モードにして、他の人の履歴と共有できたりするともっと楽しい。とは言え、現在自分がそういう機能を使える環境にないのは事実。ある本に関する履歴と評価の共有は既に本棚.orgでも出来ているから、ここに図書館で借りた本も記録しておくことで当面はしのぐことにします。

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