図書局
昨日、SENTOKYO ブログの記事経由で、
札幌っ子が見つけた小樽の町文化 篠路高図書局が小樽文学館で企画展
の記事を読みました。ググったら篠路高図書局って区の社会福祉協議会の協力を受けつつ独自に「図書館講座」を開催する等、結構活発な活動をしているようで、恐らく今の北海道の高校図書館界では有名なんだろうな、と思います。
で、この「図書局」っていう名称、北海道の学校以外でほとんど見かけたことがありません。またまたググると岐阜県のある高校には「図書局」が存在するようですが、大抵は「図書委員会」あるいは「図書部」という名称で活動していると思われます。ちなみに「放送局」「新聞局」もありました(今母校(高校)のサイトを見たらまだあった)。トップの呼称は「局長」です。
ごく個人的な印象ですが「~局」という名称には懐かしさとともに一昔前の厳しい国家権力の香りを感じます。ソビエト情報局とか、イギリス国家保安局とか。偏ってます?特に今更変える必要もないからとは思いますが、何故北海道の学校だけこの名称が残ったのかは気になるところです。
筆者は残念ながら図書局の所属ではなく、図書館をほとんど本も借りずにたまり場にして騒いで図書局員に注意される役回りでしたが、一方で「局員」という「委員」とか「部員」とかより心持ち偉そうに聞こえる名称に羨望を覚えていたりもしていました。しかも図書局、局員の詰め所として1室用意されてて、そういう小さいポイントも当時は羨ましく思えたものです。そう言えば、司書教諭でいらした歴史の先生は鬼籍に入られて久しいと聞いてるけど、当時学校司書だった方はお元気かなあ。
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コメント
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当時局員だったものです^^;
MIZUKIさんは常連さんでしたものね。
あそこは秘境?だったらしく、どこにあったの?というOBもかなりいらっしゃるようです・・。
名称ですが、当時の全道大会での記憶なのですが、図書委員会のところもかなりあったような気がします。
・・何故なんでしょうね?
投稿: ゆーりん。 | 2007.10.16 16:58
同じく当時の局員です。
たしか、「図書委員会」はクラスで1名とか2名とかの枠があって必ず出すような感じのもので、「図書局」だとクラスから何人局員になってもいいし1人もいなくてもいい、という使い分けだったように思います。
局と委員会と両方ある学校もあったような気がします。
図書局のOB会みたいなものがあるんですが、司書のK藤さんの退職記念の年には出席しました。やっぱり局員にとって大恩あるK藤さんだけあって、その年は盛況だったように記憶しております。お元気かなぁ。
投稿: 幾狭 匠 | 2007.10.16 20:47
>ゆーりん。さん
お待ちしておりました。
北海道内にも「図書委員会」な学校が存在したとは初めて知りました。
あと、当時は昼休みや放課後にごく普通に出入りしていたので意識しておりませんでしたが、確かに図書室、各学年の教室からはやや遠い場所にありましたね。
にしても「秘境」とは……(^_^;)。
>幾狭さん
お久しぶりです。やっぱりお待ちしてました。
上のゆーりん。さんの書き込みにもありますが、少なくとも道内にも「局」派と「委員会」派、そして併存派と3種類の学校があったということでしょうか。
ちなみに内地出身の連れ合いは高校時代3年間「図書委員」でしたが、扱い的には「局」と同じで部活に近かったようです。
K藤さん懐かしいです。もうご退職されてからもずいぶんになるのでしょうね。お噂を聞かれたらぜひお知らせください。
投稿: MIZUKI | 2007.10.17 00:17