もったいない!
110kaさんのブログの記事(図書館雑記&日記兼用:品質保証 - livedoor Blog(ブログ))で、Yahoo!知恵袋にどう見ても司書課程のレファレンス演習や目録演習の課題だろう、それ、という質問が投げられているのを知りました。ちなみにYahoo!知恵袋にアクセスして「目録演習」で検索すると出てきます。
もったいないなあ、というのが自分の感想。課題に取り組むことでスキルアップにつながるんだから、それを自分でやらないのはもったいない、というのももちろんあるんですが、むしろこんな楽しい課題を人に丸投げしちゃうなんてもったいない!という思いの方が大きいです。
そりゃその昔、こちらもプログラミング言語の課題は同級生のプログラムの打ち出しをもらってちょっと変えて打ち込んで済ませたくちなので、不得意な科目を人に頼って済ませたくなる気持ちは分かるのだけど。目録カード作りやレファレンスの課題も、とても面倒だった覚えがあります。でも、楽しかったのですよ。例えカードに要らないことまで書いて先生に赤入れられても、レファレンスの回答発表でダメ出されても。だからこそ、余計に「もったいない」と思ったわけです。
そもそも目録やレファレンスに真面目に取り組む気が無いんだったら、司書取るの止めておいた方が……までは言わないものの、多分調べるのが楽しくないと司書なんてやってられないと思います。まあ、資格の一つとして取るだけで、それを実生活に生かさないのであれば止めませんが、人生どこかで間違って図書館に(特に正職員で)就職する場合はちょっと困るかもです。「正職員で」と書きましたが、今どきだと多分バイトでもレファレンスからは完全に逃れられないのではないかと。とりわけ、小さい図書館などでは。
大体、知恵袋の回答、Wikipedia等インターネット上の情報源が専ら典拠になっているようですけれど、レファレンス演習とかの回答だと、典拠も示さないといけないんじゃなかったでしたっけ。どうするつもりなんだろう、と、ここで心配してみても仕方ありませんが。
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